6歳以上は同乗危険、足が自転車の後輪に巻き込まれる「スポーク外傷」に注意
国民生活センターが、自転車の同乗者の足が後車輪に巻き込まれて受傷する「スポーク外傷」について注意を喚起している。幼児座席を使用しても6歳以上の子どもは足を巻き込む危険性が高くなるため、同乗しないよう呼びかけている。
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スポーク外傷とは、回転中の車輪のスポーク(針金状の部品)に足が巻き込まれて受傷すること。医療機関ネットワークによると過去5年間で172件の事例があり、半数以上で通院が必要なけがを負った。受傷者の年齢は、6歳未満がもっとも多く52.3%、6歳以上12歳未満が44.2%と続く。巻き込まれた部位の89.0%が足首から先(指を除く)だった。
国民生活センターが行った、子どもや知人を自転車に同乗させたことがある20歳以上70歳未満の一般消費者2,000人へのアンケート調査でも、巻き込まれた同乗者の年齢は6歳未満が40.9%ともっとも多かった。また、巻き込まれたことがある人では、巻き込まれた経験がない人に比べて、後側の幼児座席を使っている割合が少なくなっていた。
国民生活センターでは、幼児座席や車輪を覆うドレスガードがない自転車の場合、足が車輪に近づいてしまい巻き込まれやすいと指摘。再現実験では、足が車輪に接触した瞬間、かかとからアキレス腱付近が車輪に強く巻き込まれ、大けがを負う可能性があることがわかった。
また国民生活センターでは、幼児座席に6歳以上の子どもを座らせた場合の危険性も指摘している。幼児座席は6歳未満の使用を前提としているため、6歳以上の子どもの体格には合わずに足乗せから足を下ろしてしまい、足が車輪に近づき巻き込まれる恐れがあるという。
国民生活センターでは、6歳未満の子どもを自転車に同乗させる場合には、幼児座席の使用徹底やドレスガードの併用を促すほか、道路交通規則でも禁止されている6歳以上の子どもの同乗を控えるよう呼びかけている。
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