学部系統別実就職率ランキング、早大・法が躍進
大学通信が運営する携帯サイト「教育進学総合研究所」は9月1日、学部系統別実就職率ランキング2016を発表した。社会科学系学部でもっとも実就職率が高かったのは、安田女子大学・現代ビジネス学部で100%だった。
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学部系統別実就職率ランキングは、2016年卒の大学生の就職状況について、学部系統別に実就職率が高い順に並べたもの。実就職率(%)は、就職者数÷(卒業者数-大学院進学者数)×100で算出。今回は、法学系と経済系、商・経営系の社会科学系学部について集計している。ただし、卒業整数が80人未満の小規模な学部や通信教育学部、二部・夜間主コースのみは除く。
法学系は、1位「青森中央学院大学」95.3%、2位「日本文化大学」94.9%、3位「新潟大学」93.9%。7位の早稲田大学は卒業生が842人と規模が大きいにも関わらず、就職率が前年の87.1%から90.5%に増加し、順位も前年12位から躍進した。
経済系は、1位「福井県立大学」97.4%、2位「岐阜聖徳学園大学」96.1%、同じく2位「日本福祉大学」96.1%。
商・経営系は、1位「安田女子大学」100%、2位「東京理科大学」98.7%、3位「静岡県立大学」96.9%。2位の東京理科大学は、前年の96%から98.7%に増加し、順位も前年6位から向上した。
社会科学系学部で就職率が90%以上の大学は、前年の58大学から101大学に増加しており、就職率が伸びている大学が多いという。
ランキングは、今週の無料記事として大学通信が運営する「キャンパスナビネットワーク」に掲載されている。携帯サイト「教育進学総合研究所」に会員登録(月額324円)すれば、すべての記事を閲覧できる。
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