子どもを自然の中で学ばせたい…ファミリーキャンプの楽しみ方
「コールマンが考える、ファミリーキャンプの今と未来」と題して、コールマン2017年度製品展示会が9月14日~16日、ベルサール新宿グランドにて開催された。なぜ今、ファミリーキャンプなのか、初心者は何から揃えればいいのかを聞いた。
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
テント泊に欠かせないのが、寝袋だ。寝袋には封筒型とマミー型がある。封筒型は、四角い布団を袋状にしたもの。ファスナーで2つを連結すればファミリーで一つの布団で寝ることができる。
体をすっぽりくるむマミー型は、身体にフィットするので保温性が高い。軽くて小さく収納できるので持ち運びに便利。オートキャンプだけでなく、トレッキングやツーリング、子どもの林間学校などにも利用できる。
(4)ファニチャー
野外での食事は、キャンプの楽しみのひとつ。野外用のテーブルと椅子で食事をするスタイルを始めて考案したのはコールマンだとか。来年発売される「ツーウェイキャプテンチェア」は、ハイ・ローの2段階に高さ調節可能。テーブルで食事をするときにはハイポジション、焚火を囲んでリラックスしたいときいにはローポジションというように使い分けが可能。
テーブルは、コールマンのロングセラー「ロールテーブル」がお勧め。ロール式の天板と収束型のフレームでコンパクトに収納できるのが特徴。高さは40cmと70cmに調整が可能だ。
そのほか、ガスバーナー、鍋などの調理器具やカトラリーも必要だが、すべての道具をレンタルしてくれるキャンプ場も多いので、レンタル品も利用しながら、少しずつ揃えていくといいだろう。直火禁止のキャンプ場も多いので、余裕があれば焚火台も揃えたい。家族で焚火を囲むひとときは、一度経験すると病みつきになる。
◆キャンプで何が得られるか
「オートキャンプ白書2016」によると、キャンプの魅力で一番多かったのは「家族との団らん」(24.4%)、以下「自然とのふれあい」16.4%、「解放感・のんびりできる」(13.1%)と続く。キャンプ場での好きな過ごし方は、「BBQや野外料理を楽しむ」(70.0%)、「家族だけで団らんを楽しむ」(43.2%)、そして、3位は昨年の7位から急上昇した「焚火をする」(38.1%)。
普段忙しくて、食事のときですら家族が揃うことがないファミリーにとって、キャンプは貴重な家族団らんの場になっているのだ。
確かにキャンプ場では、テントの設営も、食事の支度もすべてが共同作業。常に家族で行動することになる。家族のコミュニケーションも増える。家族でこれほど濃密な時間を過ごせる機会はキャンプをおいて他にないかもしれない。
これから紅葉が美しい季節。家族でキャンプに出かけてみてはどうだろうか。
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