「自分の子に限って」は危険 10/1-11/30は麻薬・覚醒剤乱用防止運動
10月1日から11月30日までは「麻薬・覚醒剤乱用防止運動」期間。厚生労働省と都道府県は、麻薬、覚醒剤、大麻、シンナー、危険ドラッグなどの薬物乱用による危害を周知し、国民ひとりひとりの認識向上と薬物乱用の根絶を図っている。
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厚生労働省は、Webサイトで保護者向けの啓発パンフレットを公開している。「自分の子に限って…」という思いは危険で、今や薬物乱用の危険は必ずしも非行傾向のある子どもだけに限らないという。
関西大学、関西学院大学、同志社大学、立命館大学が合同で行った2016年度入学生27,432人を対象にした意識調査によると、「周囲に薬物を所持、使用している(いた)人がいるか」という問いに3.2%が「いる(いた)」と答え、薬物の使用や購入の誘いについては0.4%が「購入を勧められたことがある」、1.0%が「使用を誘われたことがある」としている。また、横浜市教育委員会が行った調査によると、小中学生の4人に1人は危険ドラッグに接する場面があるという認識を示したことがわかっている。
麻薬・覚醒剤などにくくられる薬物は麻薬、覚醒剤、MDMA、大麻、シンナー、危険ドラッグなどさまざまだが、どれも利用は法で禁じられている。厚生労働省は「子どものまわりには危険がいっぱい」だとし、子どものようすを注意深く見守り、危険を感じたらすぐ逃げるように伝えるようアドバイスしている。
保護者だけではなく、若者に対する注意喚起もある。政府インターネットテレビでは、徳光和夫とフリーアナウンサーの木佐彩子による「徳光・木佐の知りたいニッポン!」を放映。有識者を迎え、薬物乱用に関する注意や恐ろしさについて警告している。
薬物の中には、一般的なアロマオイルやハーブ、バスソルトに酷似したものや可愛らしいパッケージに内包されたものもある。他人事と考えず、我が子を危険から遠ざけるため、一度親子で薬物について話し合う機会を設けてもよいかもしれない。
《佐藤亜希》
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