回転ハンドル採用、大型ディスプレイ対応スタンド2種…オーエス

 オーエスは11月10日、学校ICT市場向けの大型ディスプレイ用スタンド2種を同時発売し、受注を開始した。大型ディスプレイモニターに対応した専用スタンドで、最大70型まで搭載が可能。女性でも楽に昇降できる回転ハンドルなどを採用している。

教育ICT 先生
DS-200(オプション装着時)
DS-200(オプション装着時) 全 4 枚 拡大写真
 オーエスは11月10日、学校ICT市場向けの大型ディスプレイ用スタンド2種を同時発売し、受注を開始した。大型ディスプレイモニターに対応した専用スタンドで、最大70型まで搭載が可能。女性でも楽に昇降できる回転ハンドルなどを採用している。

 文部科学省が推奨する学校ICT環境整備では、各教室に電子黒板の1台設置を目標としている。オーエスによると、各教室に設置されるディスプレイモニターは、教室内の視認性などから年々大型化する傾向にあるという。

 DSシリーズは、大型化に対応すべく最大70型搭載を可能とし、ユニバーサルアタッチメントを備えた薄型ディスプレイ専用スタンド。今回発売となる「DS-200」「DS-150」は、いずれも最大70型、75kgまで搭載が可能で、適合サイズは37~70型。

 前輪にはストッパーが付いており、1回の動作で車軸と車輪を同時にロック。何かの反動で動くことなく安全に利用できる。教室移動の際に段差を超えるのが楽な大型車輪を採用。転倒角度はJIS規格の15度以上を確保するなど、優れた安全性や安定性も備えている。

 DS-200は、電源不要でどこでも昇降可能な手動タイプ。ハンドル昇降による高さ可変が可能で、ディスプレイを付けたまま、女性など小さな力でも容易に昇降できる。ハンドルは折り畳み可能で、安全なストップシール付き。一方、DS-150はチルト機構のほかは、余計なものを排除したコストパフォーマンスの高い機種。ユーザーの使用環境に合わせ、好きな機種を選ぶことができる。

 共通オプションとして、AV機器の収納に便利な鍵付きAVキャビネット、パソコンやWebカメラなどを設置する際に便利な棚板、転倒防止ワイヤーもある。

 いずれもオープン価格。市場想定価格は、DS-200が約15万円、DS-150が約7万2,000円(いずれも税別)。

◆薄型ディスプレイスタンド
受注開始日:2016年11月10日(木)

【DS-200】
価格:オープン(市場想定価格は約15万円)
塗装色:ホワイト
本体質量:約48kg
外形寸法:W850×D850×H1590~1770mm
搭載質量:ディスプレイ部75kg以下
対応ディスプレイサイズ:37~70型

【DS-150】
価格:オープン(市場想定価格は約7万2,000円)
塗装色:ホワイト
本体質量:約33.2kg
外形寸法:W850×D850×H1615~1815mm
搭載質量:ディスプレイ部75kg以下
対応ディスプレイサイズ:37~70型(ユニバーサルアタッチメント)

《奥山直美》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集