ノロウイルスから身を守る! リケジョが語る「K Blanche」開発秘話
ノロウイルスが猛威を振るう季節。日本で初めてノロウイルスに効果があるという、キユーピーが開発したキッチン用アルコール除菌スプレー「K Blanche(ケイブランシュ)」に注目です。この開発に携わった3人の“リケジョ”たちに、開発に至るまでの道のりを聞きました。
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
--ケイブランシュが完成したときのお気持ちは、いかがでしたか?
仲沢さん:実は私は、大学生の頃から共同研究メンバーとしてこの研究に携わっていました。学生のときは授業の一環という意識しかありませんでしたが、入社後も継続して研究に携わり、本当に商品化したときは「こんなにすごいプロジェクトだったんだ!」と驚きました。
石川さん:私はこれまでは食品の開発に関する微生物制御をおもな仕事にしてきました。今回は食品以外の仕事に関わり新鮮でしたが、商品の発売に関しては正直言ってまだ実感がありません。
杉坂さん:商品化の前に、最近子どもが生まれた友達にヒアリングをして、小さいお子さんがいる人はウイルスや菌に対してとても敏感だな、ということがわかりました。ケイブランシュが完成したとき、プレゼントしたらすごく喜んでくれました。身近な人が喜んでくれるのは何より嬉しいですね。
--みなさんはいわゆる「リケジョ」ですが、理系に進学したきっかけは何でしたか?
杉坂さん:女性が自立して生きていくためには手に職が必要だと思い、薬学部に進学して薬剤師の国家資格も取得しました。実験や課題が多くて授業は大変でしたが、「自分はこれが専門です!」というものを持てること、大学で学んだことが仕事につながりやすいことが理系の魅力だと思います。
石川さん:高校3年生までは文系だったのですが、生物の授業でメンデルの法則を習い「面白い!」と感動して理系に転向しました。私の得意分野は微生物や酵母。自分の専門を生かして、幅広くいろいろな商品開発に関われるところが楽しいです。
仲沢さん:食べ物に興味があり、食に関する研究がしたくて理系に進学しました。世の中でまだわかってないことを調べるとか、何か新しいことを見つけることが理系ならではの楽しさだと思います。それで、誰かが驚いたり喜んだりしてくれるのは嬉しいですね。
◆予防が第一! 人の集まる年末年始には必携
--ノロウイルスは治療法がないので、予防が大事とのことですね。ケイブランシュをどのように使ってもらいたいですか?
仲沢さん:小さいお子さんや高齢者は抵抗力が弱く、感染すると重篤になることがあるので、そういう方がいるご家庭で特に使っていただきたいですね。
杉坂さん:これから年末年始にかけて、親戚や友達など人が集まるイベントが増えるので、ウイルスに接触する機会も増えます。受験を控えている方も多いと思うので、ぜひ日ごろからケイブランシュで予防してほしいと思います。
--ありがとうございました!
京王線仙川駅から歩くこと7分、キユーピーマヨネーズといえば誰もが知っているだろうあの赤い網目模様を模した六角形の建物が見えてきます。ここは、キユーピーグループ研究開発・オフィス複合施設「仙川キユーポート」。2014年の日経ニューオフィス賞を受賞した斬新な建物です。
ここで働いている3人のリケジョが今回の取材対象者。日本で初めて卵由来の成分でノロウイルスを撃退する除菌スプレーを開発したという快挙に、さぞかし興奮しているかと思いきや…。日々コツコツと研究の日々を重ねる女子たちは、思った以上に謙虚なのでした。
でも、「微生物ってペットのようなもの」発言や、「みんなが知らないことを発見するのが楽しい」発言、「卵ってすごいんです!」と機能成分について熱く語るなど、言葉の端々にリケジョならではのこだわりが垣間見られました。
もう、彼女たちの頭の中は次の研究で頭がいっぱいのようす。今後の研究にも、期待しています!取材班はキユーポート敷地内の「キユーピーショップ」で限定品をたんまり買って帰途につきました。
「K Blanche(ケイブランシュ)」は、キユーピーアヲハタ楽天市場店ほか、通信販売限定で発売中です。
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