【中学受験2017】千葉県私立学校のH29年度納付金平均額、小中高で値上げ

　千葉県は12月14日、県内私立学校の平成29年度初年度納付金についてまとめ、各小中高等学校の金額をWebサイトに公開した。平均額は高等学校（全日制）と小学校で前年比1.2％、中学校で同2.4％の値上げとなった。

教育・受験未就学児

2016.12.14 Wed 11:47

　千葉県は12月14日、県内私立学校の平成29年度初年度納付金についてまとめ、各小中高等学校の金額をWebサイトに公開した。平均額は高等学校（全日制）と小学校で前年比1.2％、中学校で同2.4％の値上げとなった。

　県内の全日制私立高等学校54校（67学科）の平成29年度初年度納付金の平均額は72万4,492円。平成28年度と比べ8,802円増加し、1.2％の値上げとなった。54校の内訳は値上げ校13校、据置き校41校。値上げのおもな理由としては、施設設備の充実や財務状況の改善などがあげられた。普通科でもっとも高い初年度納付金は、聖徳大学附属女子の87万7,400円だった。

　私立中学校23校では、平成29年度の平均額は80万8,993円。平成28年度と比べ1万9,318円増加し、2.4％の値上げとなった。内訳は値上げ校8校、据置き校15校。値上げのおもな理由は、施設設備の充実や財務状況の改善など。初年度納付金がもっとも高いのは、聖徳大学附属女子で95万600円。

　私立小学校10校では、平成29年度の平均額は87万4,400円。平成28年度と比べ1万45円増加し、1.2％の値上げとなった。内訳は値上げ校3校、据置き校6校、新設校1校。値上げのおもな理由は財務状況の改善など。もっとも高い初年度納付金は、幕張インターナショナルスクールの210万円となった。

　初年度納付金とは、入学初年度に納付する入学金や授業料、施設関係費などの合計。学校により別途給食費やスクールバス代、諸会費などの納入が必要になる場合がある。