トビタテ!留学JAPAN「地域人材コース」北海道など4地域決定

 文部科学省と日本学生支援機構は12月20日、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」の「地域人材コース」について、平成29年度採択地域事業として北海道、岩手県、福井県、長崎県の4地域を決定したと発表した。

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トビタテ!留学JAPAN:地域人材コース
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 文部科学省と日本学生支援機構は12月20日、官民協働海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」の「地域人材コース」について、平成29年度採択地域事業として北海道、岩手県、福井県、長崎県の4地域を決定したと発表した。

 2014年から官民協働で取り組む海外留学支援制度「トビタテ!留学JAPAN 日本代表プログラム」は、2020年までに大学生12万人、高校生6万人を海外留学へ派遣することを目指している。

 「地域人材コース」は、地域の活性化に貢献し、地域に定着するグローバル人材を育成することが目的。採択された地域の産学官が主体となって事業を実施するもので、平成27年度に11の地域事業、平成28年度に4の地域事業が始まっている。

 平成29年度後期(第7期)派遣の対象として、北海道、岩手県、福井県、長崎県の4地域の事業が新たに採択され、全国の地域事業数は19となった。採択地域は、年間最大10名程度の学生を選抜し、海外留学と地域企業でのインターンシップを組み合わせたプログラムを実施する。

 「地域人材コース」の対象となる学生の要件やプログラムの内容、募集・選考方法などは地域事業により異なるため、詳細は今後、Webサイトなどに掲載される内容を確認する必要がある。

 なお、申請のあった5地域事業のうち静岡県については、審査の結果「条件付き採択」を決定している。採択条件を満たし、本採択に至った場合には、その時点以降に学生募集を開始するという。

◆「地域人材コース」平成29年度採択地域事業
地域名・地域事業の名称:
【北海道】北海道海外留学支援事業 ~トビタテ!道産子海外留学応援プログラム~
【岩手県】いわて協創グローカル人材育成プログラム
【福井県】福井県/地域グローバル人材育成事業
【長崎県】長崎ブレークスルー(長崎グローカル人財育成)プロジェクト

《外岡紘代》

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