フルノシステムズ、学校向け無線インフラ整備の支援策を開始

 フルノシステムズは3月13日、総務省の「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画」を踏まえ、Wi-Fi整備に活用できる無線LANアクセスポイントによるインフラ整備の支援策を開始したと発表した。

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無線LANアクセスポイント「ACERA1020」
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 フルノシステムズは3月13日、総務省の「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画」を踏まえ、Wi-Fi整備に活用できる無線LANアクセスポイントによるインフラ整備の支援策を開始したと発表した。文部科学省が推進する「教育の情報化加速化プラン」と合わせて支援する。

 総務省は、2019年度までの3か年で、全国の学校や市民センター、公民館、博物館など約3万か所に公衆無線LAN環境を整備する「防災等に資するWi-Fi環境の整備計画」を2016年12月26日に公表した。災害時は情報伝達手段として、平時は教育や観光などに活用する。

 フルノシステムズは、各学校内に設置した無線アクセスポイントを集中的に管理し、災害時には一括してWi-Fi環境を切り換えることができる無線LANネットワーク管理システム「UNIFAS」を提供する。災害時の切換えは、UNIFASと連動した自動切換に加え、リモコンスイッチによる切換え機能にも対応する。

 また、平時はタブレット端末を利用した「安心」「安全」「快適」な無線環境を提供。文部科学省「教育の情報化加速化プラン」で明示されている「児童生徒一人一台の教育用コンピュータ環境の実現を目指し、段階的な整備を行う」ことをインフラ側からサポートし、教育ICTおける効果的な授業を実現する。

 Wi-Fi環境を整備・導入する際には、専任のアドバイザーが検討を支援するなど、教育市場における導入経験を生かした支援サービスを展開する。

《工藤めぐみ》

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