【夏休み2017】時速500km、超電導リニアこども学習教室&体験乗車

 JR東海は、夏休み期間中に山梨実験センターで開催する「超電導リニアこども学習教室」および「超電導リニア体験乗車」の応募受付を開始した。日本独自の先端技術による時速500kmの超高速走行を、親子で体験することができる。いずれも抽選制。

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超電導リニア
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 JR東海は、夏休み期間中に山梨実験センターで開催する「超電導リニアこども学習教室」および「超電導リニア体験乗車」の応募受付を開始した。日本独自の先端技術による時速500kmの超高速走行を、親子で体験できる。いずれも抽選制。

 超電導リニアは、車両に搭載した超電導磁石と地上に取り付けられたコイルとの間の磁力により、非接触で走行する鉄道。そのため、安定して時速500kmという超高速走行が可能になる。1997年4月から山梨リニア実験線で走行試験を開始しており、すでに営業運転に支障のない技術レベルに到達しているという。

 「超電導リニアこども学習教室」は、JR東海発足30周年記念イベントのひとつとして開催する。超電導リニアの概要や走行原理などについて親子で学んだのち、実際に時速500kmで走行する超電導リニア(LO系)に搭乗する。3日間で各日3回実施し、各回30組・合計270組を抽選で無料招待する。申込条件は、16歳以上の申込者1名、6歳以上15歳以下の子ども1名を含む1組4名以内。そのほかの同行者に年齢制限はない。

 「超電導リニア体験乗車」は、山梨リニア実験線で実施している超電導リニアの走行試験スケジュールの一部を活用して行っており、今回は平成29年第2回の開催。7月から9月までの10日間、各日6便が走行し、75区画・最大150座席を募集する。申込条件は、申込者は日本国内在住の16歳以上であること。参加は、12歳以上の搭乗代表者を含み、最大2区画(4座席)まで応募できる。同行者に年齢制限はないが、座席を利用しない7歳未満の幼児は申込み1区画あたり2名まで。ただし、同行者に7歳未満の者を含む場合は、16歳以上が搭乗代表者となること。

 場所はいずれもJR東海の山梨実験センター。申込みは「超電導リニア」のWebサイトで受け付ける。「超電導リニア体験乗車」は電話での申込みも可能だが、混雑が予想されるためWebサイトからの申込みを勧めている。

◆超電導リニアこども学習教室~時速500キロを親子で体験~
日時:2017年8月8日(火)・9日(水)・10日(木)
第1回 10:15~12:45(受付10:00~10:15)
第2回 12:45~15:15(受付12:30~12:45)
第3回 14:45~17:15(受付14:30~14:45)
場所:JR東海 山梨実験センター(山梨県都留市小形山271-2)
※行程の一部は山梨県立リニア見学センター(山梨実験センターより徒歩5分)にて実施
募集数:各回30組、合計270組(抽選制)
※16歳以上1名、6歳以上15歳以下1名の2名を含む1組4名以内
参加費:無料
申込方法:「超電導リニア」Webサイトで受け付ける
申込締切:2017年7月7日(金)

◆平成29年第2回 超電導リニア体験乗車
開催日:2017年7月25日(火)・26日(水)、8月22日(火)・23日(水)・24日(木)・25日(金)・29日(火)・30日(水)・31日(木)、9月1日(金) 計10日間
集合場所:JR東海 山梨実験センター(山梨県都留市小形山271‐2)
申込区分:各日とも
第1便 集合10:15(出発10:25)
第2便 集合11:15(出発11:25)
第3便 集合13:15(出発13:25)
第4便 集合14:15(出発14:25)
第5便 集合15:15(出発15:25)
第6便 集合16:15(出発16:25)
※受付開始は集合時間の15分前
※受付から現地解散まではおおむね2時間を予定
募集数:各便とも75区画(最大150座席、抽選制)
料金:1区画 4,320円、2区画 8,640円(税込)
申込方法:「超電導リニア」Webサイトまたは電話で受け付ける
※1区画(2座席)を単位として、最大2区画(4座席)まで申込み可能
申込締切:2017年6月21日(水)23:59
当選通知:2017年6月26日(月)~7月7日(金)に順次実施
※当選者のみ通知

《荻田和子》

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