学習サイトeboard、学習塾・予備校向けアカウント公開

 eboard(いーぼーど)は、おもに公立校・学習支援向けに提供してきた学習サイトeboardに、学習塾や予備校などに向けた「学習塾サポーター制度」を追加した。毎年100名まで利用でき、管理画面で学習進捗を管理できる。ユーザー登録は無料。

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 eboard(いーぼーど)は、おもに公立校・学習支援向けに提供してきた学習サイトeboardに、学習塾や予備校などに向けた「学習塾サポーター制度」を追加した。月額費用の負担のみで毎年100名まで利用でき、管理画面で学習進捗を管理できる。

 eboardは、基礎レベル約2,000本の動画解説、5,000問の問題集を利用できる学習サービス。個人や家庭での利用はすべて無料。動画解説と問題がセットになっており、わからない問題は動画の解説で確認できるため、つまずきを抑えながら進められるという。ほとんどの動画が10分未満のため、予習にも復習にも使いやすい。

 これまではおもに公立校や学習支援向けに提供されてきたが、6月からは学習塾、予備校などへの提供も開始。有料版の「学習塾サポーター制度」をスタートし、利用を希望する学習塾や予備校などに教育現場向けアカウントを提供する。

 初期費用などの支払いは不要。月額の費用負担のみで利用できる。利用料金は問合せが必要だが、eboardによると「他社ICT教材の10分の1から3分の1程度」で利用可能。追加費用もなく、年間100名分の講師および児童・生徒向けアカウントを自由に発行できる。

 学習塾サポーターアカウントにはさらに、教育現場向けの各種ツールも搭載。各単元のプリント教材や、復習のスタート地点を診断するための「ステップアップテスト」が利用できる。児童・生徒の学習進捗状況を管理できる機能も搭載。eboardは学習進捗管理機能も備えているため、回答状況や単元内での正答率、苦手箇所の把握もできるという。

 eboardは今後、学習塾サポーター制度をおもに「個人で経営されている小規模の学習塾や地方の塾、補習塾などにご活用いただきたいです」としている。詳細はすべて、eboardのWebサイトで確認できる。

《佐藤亜希》

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