アカデミックシアターは、マンガ約2万2千冊を含む約7万冊の書籍を独自の図書分類で配架する図書館「BIBLIOTHEATER(ビブリオシアター)」や女性専用室完備の24時間利用可能な自習室、日本の大学への出店は初の学習型カフェ「CNN Cafe」などを有する、「超近大プロジェクト」の一環として誕生した学術拠点。
近畿大学によると、公開された診断コンテンツは、膨大な書物を学生に活用してもらおうとする試み。AIが学生ひとりひとりにあった本を診断する。
使い方は簡単。アカデミックシアターWebサイトのトップページにアクセスし、「診断コンテンツ」を選ぶ。あとは、Twitter、もしくはFacebookのアカウントを連携させるだけ。SNSアカウントを持っていない場合でも、いくつかの質問に答えればおすすめの本が示される。
診断後は「開放性」「誠実性」「外向性」「調和性」「神経症傾向」の5項目で利用者の性格を分析。ビブリオシアターに配架されている本も書評を分析し同様の5項目でスコア化されているため、診断した本人にもっとも近い本を提示できるという。
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リセマムのTwitterアカウント(@ReseMom)で診断してみた
実際に試したところ、リセマムのTwitterアカウントは、「開放性」0.9、「誠実性」0.0、「外向性」0.7、「調和性」0.3、「神経症傾向」0.3という結果になった。診断ですすめられたのは「遠くからとどく声」(著:松岡正剛/求龍堂)。診断された本は配架されている棚も示されるため、近大生は存分に有効活用できそうだ。