英語4技能スコアを1日で取得可能「英検4技能CBT」2018年度スタート

 日本英語検定協会(英検協会)は7月4日、2018年度からの「実用英語技能検定4技能CBT」運用開始を速報として発表した。志願者全員の「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を1日で測定する検定で、新方式に移行後、現行の「英検CBT」を終了する。

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 日本英語検定協会(英検協会)は7月4日、2018年度からの「実用英語技能検定4技能CBT(名称未定)」の運用開始を速報した。志願者全員の「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能を1日で測定する検定で、新方式に移行後、現行の「英検CBT」を終了する。

 英検協会が2018年8月からの運用開始を目指す「実用英語技能検定(英検)4技能CBT(名称未定)」は、コンピュータ上で受験できる「英検CBT」の形式を用いて、「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能テストを1日で実施する。「話す」技能の検定については、録音式で実施予定。

 合否判定は従来の「英検CBT」と同じく、「読む」「聞く」「書く」のスコアで一次試験の合否を決定し、一次試験合格者のみ「話す」のスコアで二次試験の合否を判定する。「英検CBT」と異なるのは、別日程で二次試験を受ける必要がなく、1日で4技能を測定できる点。合否にかかわらず、すべての受験者が「話す」を含む4技能のCSEスコアを取得できるようになる。

 実施対象級は、2級・準2級・3級を予定。現行の「英検CBT」は年3回、約19会場で実施しているが、2018年度からの「英検4技能CBT」はより多くの日程や会場で実施するという。なお、現行の「英検CBT」は「英検4技能CBT」方式に移行次第終了する。

 新しい英検4技能CBTについて、英検協会ではあくまでも現時点での予定とし、今後変更する可能性もあるとしている。詳細は決定次第発表予定。

《勝田綾》

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