首都圏中学・中高一貫校、2017年秋の文化祭日程一覧…入場条件や予約情報<9月・10月・11月>

 秋は学校行事が増える季節。首都圏の人気私立中学校や国公私立中高一貫校を中心に、2017年(平成29年)9月から11月にかけて行われる文化祭の日程を男女校別に紹介する。入場の条件や予約方法、持ち物などは必ず各校Webサイトで確認したい。

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 運動会に文化祭、修学旅行と、秋は学校行事が増える時期。春に続き多くの中学校、中高一貫校で文化祭が行われることから、志望校に足を運び先輩たちの活躍に触れようとする親子も多いだろう。入試相談コーナーや学校説明会を同時開催する学校もあるため、多忙な受験生にも見逃せないイベントだ。

 首都圏で人気の国公私立中学校や中高一貫校を中心に、これから行ける文化祭・学園祭の日程を男女校別に紹介する。なお、共学校は両方に掲載する。文化祭の見学条件、持ち物は学校ごとに異なるため、気になる学校で行われる文化祭、展示発表会情報は必ず事前に学校Webサイトで確認したい。

◆男子校・共学(一覧表:画像1

 多くの学校は9月前半の土日、祝日に集中。特に9月17日は開智、東邦大東邦、海城、駒場東邦、本郷、県立千葉、攻玉社、横浜市立横浜サイエンスフロンティア付属(サイフロ)、都立小石川、市川、世田谷学園などで文化祭が開催される。

 2017年度から文化祭「飛龍祭」の見学にWeb予約が必要になったのは渋谷教育学園渋谷(渋渋)。開催日の9月8日、9日ともにパソコンまたはスマートフォンから予約が必要だ。9月9日は午前午後の入替え制を採り、2日間合計10,000名のみ見学を受け付ける。ただし、9月5日午後1時半時点での予約状況はすべて満員のため、受付は締め切っている。キャンセルが出た時点でWebサイト申込みを受け付ける。なお、渋谷教育学園幕張(渋幕)の「槐祭」の一般公開は9月10日のみ。

 渋幕と同じ千葉県内では、千葉県立東葛飾が9月9日に文化祭を実施。学校生徒関係者以外は中学校体育館内の展示や発表を見学できる。校舎内の見学は学校関係者のみ。なお、見学際は上履きと下足入れを用意すること。

 海城「海城祭」、駒場東邦、攻玉社「輝玉祭」は、3校合同の文化祭企画を実施。1校目でもらったパンフレットを2校目の専用ブースに提示すると、限定グッズがもらえる。専用ブースの位置は学校によって異なる。実施日は海城と駒場東邦が9月16日・17日、攻玉社が9月17日・18日。

 広尾学園は9月30日と10月1日に「けやき祭」を開催。入場チケットを持っていない場合、受験生は受付で記名すること。逗子開成の「開成祭」は10月21日と22日。筑波大学附属は10月28日の開催を予定している。時間や詳細は今後Webサイトで告知予定。

 浅野は通常、学校説明会への参加は予約制を採用しているが、文化祭は公開行事のため特に予約は必要ない。

◆女子校・共学(一覧表:画像2

 女子も男子同様に9月前半の土日、祝日に開催が集中。女子校・共学の文化祭は入場対象や人数、入場方法などに制限や注意事項があるため、チケット制か紹介制なのか、一般見学は可能なのかなど、詳細は事前に各校Webサイトで確認しておきたい。

 洗足学園の「洗足祭」は9月16日、17日に開催。同日の開催はお茶の水女子大学附属の「生徒祭」、鴎友学園女子の「かもめ祭」など。

 9月17日・18日は品川女子学院の「白ばら祭」、雙葉の「雙葉祭」、都立小石川の「創作展」などが開催される。都立小石川の創作展は、クラス演劇や展示を中心に実施予定。なお、品川女子学院「白ばら祭」の見学にはWeb予約が必要。対象は小学1年生から6年生まで。受付人数は各日2,500名。9月5日午後2時時点では、両日ともまだ空きがある。

 桜蔭は9月23日と24日に桜蔭文化祭を開催。一般見学には招待券が必要だが、受験生は保護者同伴のうえ受付で記名すれば参加できる。ただし、スムーズな受付のため、入場受付用紙をあらかじめ記入して持参すること。入場受付用紙は今後、Webサイトで公開予定。当日は入試に関する相談コーナーも設置する。

 女子学院の文化祭「マグノリア祭」も入場に関する条件を設けている。開催日は10月7日と9日。入場チケットを持っている場合でも、小学生だけの入場はできない。受験生の入場は、小学3年生以上の女子1名と保護者1名のペアのみ。ただし、7日については小学3年生以上の姉妹2名までと保護者1名のみの組合わせも可能。受付記入用紙はWebサイトで確認すること。

 11月2日と3日にはフェリス女学院、11月3日と4日には豊島岡が「桃李祭」を開催。11月11日・12日は青山学院中等部と慶應義塾湘南藤沢が開催予定。浦和明の星女子はすでに文化祭を終了している。

《編集部》

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