【高校受験2018】埼玉県進路希望状況調査・倍率(10/1現在)大宮・理数2.53倍など

 埼玉県教育委員会は10月31日、平成30年(2018年)3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査結果を公表した。全日制高校進学希望者は60,366人。普通科の倍率では市立川越の3.28倍、専門・総合学科では大宮(理数)2.53倍がもっとも高い。来春開校の川口市立は2.59倍だった。

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平成30年(2018年)3月中学校等卒業予定者の進路希望状況(平成29年10月1日現在)
平成30年(2018年)3月中学校等卒業予定者の進路希望状況(平成29年10月1日現在) 全 4 枚 拡大写真
 埼玉県教育委員会は10月31日、埼玉県立高校への進学に関わる、平成30年(2018年)3月中学校等卒業予定者の進路希望状況調査結果を公表した。全日制高校進学希望者は60,366人。普通科の倍率では市立川越の3.28倍、専門・総合学科では大宮(理数)2.53倍がもっとも高い。2018年4月開校の川口市立は2.59倍だった。

 進路希望状況調査は、県内国・公・私立の中学校および特別支援学校中学部の卒業予定者について、その進路希望状況を明らかにする目的で実施。今回の調査は平成30年3月卒業予定者を対象に、平成29年10月1日現在の状況をまとめたもの。調査対象校数は483校。

 卒業予定者数の総数は、前年(平成29年)より1,135人減の65,000人。そのうち97.2%にあたる63,169人が高等学校などへの進学を希望している。卒業予定者における進学希望者の割合は前年より0.2ポイント上昇し、過去最高となった。

 全日制高校希望者は60,366人で、内訳は県内国立が前年比24人増の195人、県内公立が前年比1,772人減の48,200人、県内私立が前年比320人増の8,574人、県外が前年比210人増の3,397人。転編入枠・内部進学予定者を除く県内公立高校全日制の募集人員は38,320人で、全体の倍率は1.25倍。学科別の倍率は、普通科が1.35倍、専門学科が0.96倍、総合学科が1.02倍。

 普通科における各学校の倍率は、浦和1.52倍、浦和第一女子1.27倍、大宮2.19倍、春日部1.13倍、川越1.41倍、市立浦和2.64倍など。普通科の最高倍率は市立川越の3.28倍。そのほか高倍率となった学校は、上尾2.81倍、平成30年4月開校の川口市立2.59倍、浦和西2.48倍など。

 専門学科・総合学科の最高倍率は大宮(理数)2.53倍。そのほか、越谷総合技術(食物調理)2.38倍、大宮光陵 (美術)2.18倍、川越工業(建築)2.15倍、新座総合技術(食物調理)2.00倍も高くなっている。

 中学校等卒業予定者の進路希望状況調査の詳細は、埼玉県教育委員会Webサイトにて確認できる。平成30年度(2018年度)埼玉県公立高校入学者選抜は、願書提出期間が平成30年2月19日・20日、志願先変更期間が2月22日・23日。学力検査が3月1日、実技検査・面接(一部の学校)が3月2日に、合格者発表が3月9日に行われる。

《黄金崎綾乃》

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