相模原市、H30年度「給付型奨学金」創設…年10万円1学年300名
相模原市は、経済的な理由で高校などへの修学が困難な生徒を対象に給付型奨学金制度を創設する。平成30年1月に募集を開始し、平成30年度から給付する。給付額は修学資金として年10万円、入学支度金2万円。1学年あたり300名程度を想定している。
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子どもの貧困が全国的に課題となり、貧困が世代を超えて連鎖することがないよう教育機会均等が求められていることから、学習意欲があるにもかかわらず、経済的な理由で高校などへの修学が困難な生徒を対象に、新たに給付型奨学金制度を立ち上げる。12月の定例会議に給付型奨学金制度に関係する条例議案ならびに補正予算案を提出する。
相模原市には現在、貸与型の相模原市奨学金(月額9,900円)と学術優秀な生徒を対象とした給付型の相模原市岩本育英奨学金(月額12,000円)がある。利用者が減少している相模原市奨学金については、今回新たな給付型奨学金を創設するのに伴い、廃止とする。
相模原市に遺贈された寄付金や相模原市奨学基金残高などを財源に「相模原市子ども・若者未来基金」を新設。基金の一部を新たな給付型奨学金の給付金に充てる予定だという。
給付型奨学金制度の対象要件は、相模原市に居住し、経済的な理由で修学が困難で、学業を続けようとする意欲のある生徒。市民税所得割額非課税世帯を対象とし、生活保護世帯は対象外。成績要件は設けない。
給付額は、高校などの修学期間の教育費を支援する修学資金として年額10万円、高校などに入学する際の準備を支援する入学支度金として2万円。平成30年4月に高校などに入学する生徒から適用し、1学年あたり300人程度を奨学生とする見通し。平成32年度以降は、3学年で1,000人程度、事業費は総額約1億円を想定している。
今後は、平成30年1月から新たな給付型奨学金制度の周知に着手し、奨学生の募集を開始。4月に平成30年度の奨学生を決定し、5月に入学支度金、8月に修学資金の第1回目を給付する。修学資金は、年間3回に分けて給付する予定。
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