ドコモ「親のための子どもスマホ“必修”講座」Webサイト開設

 NTTドコモは2018年2月2日、子どもとスマホについて考えるためのWebサイト「親のための子どもスマホ“必修”講座」を開設した。子どもにスマホを持たせる親の不安を解消するために、さまざまな情報を発信していく。

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親のための子どもスマホ“必修”講座
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 NTTドコモは2018年2月2日、子どもとスマホについて考えるためのWebサイト「親のための子どもスマホ“必修”講座」を開設した。子どもにスマホを持たせる親の不安を解消するために、さまざまな情報を発信していく。

 ドコモが全国の小学生から高校生の子ども持つ30代~50代の親1,030人を対象に実施した調査によると、子どものスマホの月額平均使用料金は「4,000円以上」「4,000円以下」の家庭がそれぞれ半数程度であった。この結果を子どものスマホをチェックするかという質問と合わせて見ると、4,000円以下の割合が「チェックしている」では62.3%だったのに対し、「チェックしていない」は45%だった。ドコモは、「自分の所有物ではなく、親が購入してお金を払ってくれている」という認識を子どもに持たせることができれば、より賢くおトクにスマホを使っていくことができるのではないかと解説している。

 子どもにスマホを持たせる前に不安を感じていたことでもっとも多かったのは「スマホ依存」54.9%、ついで「SNSトラブル」42.9%、「高額なアプリ課金」37.8%などであった。実際に持たせた後の、子どものスマホに関するトラブルについて聞くと、「特になし」55.8%が最多。「スマホ依存」19.1%、「破損・水没」14.0%が続いた。

 子どもにスマホを持たせるにあたって、「ルールを設定している」家庭は70%にのぼる。具体的には、「勉強中、食事中の使用禁止」が約半数を占め、「使用可能なアプリの制限」「使用時間の制限」も4割以上を占めた。

 NTTドコモは子どもにスマホを持たせる親の不安を解消するべく、Webサイト「親のための子どもスマホ“必修”講座」を開設。「スマホを何歳から持たせる?」「子どもに持たせる人気機種は?」といった調査結果のほか、専門家の視点から「子どもとスマホ」にまつわる実態や課題など、さまざまな情報をあらゆる視点から発信していく。

《外岡紘代》

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