小中学生8割、スマホルール「決めている」守る理由に親の影
小中学生の約8割が「スマートフォン利用のルール」を決めており、このうち7割以上が「決められたルールを守っている」と回答したことが、キッズ@niftyの調査より明らかになった。場所・時間・アプリに関するルールが多かったという。
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小中学生のスマートフォン利用のルールに関する調査は、ニフティが運営する子ども向けWebサイト「キッズ@nifty」が実施した。2017年12月21日~2018年2月20日の期間にインターネットによるアンケート調査を行い、有効回答数は188件。
スマートフォンを持っている小中学生は約6割。回答者の5人に3人が自分専用のスマートフォンを持っていた。年齢別にみると「11歳~14歳」が約8割にのぼり、小学校高学年から中学生の所有率が目立っている。
スマートフォンの利用について、「ルールを決めている」は79.7%。ルールは、大きく「場所」「時間」「アプリの使い方」「そのほかの使い方」の4つに分類できる。場所に関するルールは、「自分の部屋には持っていかない」「食事中、勉強中は禁止」など。時間に関するルールは、「○時以降禁止」や「1日○時間まで」などが多かった。また、アプリの使い方について「課金はしない」という回答が多く寄せられた。
最初に決めたルールを「守っている」は76.6%。ルールを守っている理由で多かったのは、「守らないと没収されてしまう」「親のお金で使わせてもらっているから当然」「ルールを守らないと気持ちが悪い」「勝手に制限されているから」などであった。学校やテレビなどによる情報からスマートフォンの危険性を理解し、自発的にルールを守る姿勢もうかがえたという。
キッズ@niftyは、「親子でつくろう!インターネット利用のルール」でルール作りのポイントなどを紹介している。印刷して使える「つくろう!わが家のインターネットルール」も掲載されており、家庭のオリジナルルールを追加して活用できる。
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