保護者意識調査で見る大学受験の予備校選びとカリスマ家庭教師のアドバイス

 受験準備としてまず最初に考えるのは、塾・予備校選びではないだろうか。講師陣、教材、立地、授業形態、カリキュラム、そして評判やブランド。評価要素が多く、なかなか絞り込むのは難しい。

教育・受験 高校生
塾・予備校決定時の影響度:講師
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 この時期、受験を終えた家庭では新学期の準備に忙しい。高校入学を機に、大学受験準備の本格的なスタートを考える生徒や保護者も多い。高卒生にとっては、さらなるチャレンジのための区切りの時期でもある。

 受験準備としてまず最初のアクションとなるのは、塾・予備校選びではないだろうか。講師、教材、立地、授業形態、カリキュラム、そして評判やブランド。評価要素が多く、なかなか絞り込むのは難しい。ここでは、大学受験指導で60年余の歴史がある予備校「代々木ゼミナール(代ゼミ)」について見ていこう。塾・予備校選びの参考にしていただきたい。

塾・予備校選びのポイントは講師・立地・料金



 リセマム編集部が、2017年9月27日から10月16日までの期間、高校生の保護者を対象に実施した意識調査(※リセマム塾リサーチ)によると、塾を決定する際に影響した要素として、合格実績・講師・立地・教材・設備・知名度・評判・料金などのうち、過半数の保護者が選択(複数選択可)したのは「立地(通いやすさ)」72%、「講師」54%、「立地(安全性)」54%、「料金」54%の4要素だった。

塾を決定する際に影響した要素

講師やサポート体制の重要性



 スマートフォンが普及し、家庭でのインターネット環境が整ってきたいま、受験対策も多様化している。この時代においても、塾・予備校で受験対策を行う受験生が多い理由として、講師の存在が大きい。

 従来から「講師の代ゼミ」といわれるように、講師の授業力と生徒を惹きつける授業に定評のある代々木ゼミナールであるが、現在もそれは変わらない。

 講師室は常にオープンで出入り自由、生徒からの質問・添削指導・学習相談にいつでも応じてくれる環境に加え、その自由な雰囲気と講師との距離の近さも、受験生から好評だという。

講師室は常にオープンで出入り自由、生徒からの質問・添削指導・学習相談にいつでも応じてくれる
講師室は常にオープンで出入り自由、生徒からの質問・添削指導・学習相談にいつでも応じてくれる

 講師だけではない。志望校に対応するコースとカリキュラム、多様な受講スタイルに加え、充実したサポート体制も大きな特長だ。テキストや学習内容に対する質問への対応、受験アドバイスや具体的な勉強方法などへの相談に対応する各教科に精通した「学習アドバイザー」、代ゼミの活用法や講座選択などへのアドバイスや大学の学生生活に関する生の情報を提供する身近な存在である「先輩チューター」も配し、受験生を学習面、生活面、心理面と多方面からサポートしてくれる。

通いやすさと安全性、立地の重要性



 進学先においては全国の大学から志望校を選択する受験生や保護者であっても、塾・予備校選びにおいては「立地」を重視する傾向は強い。「塾・予備校決定時に影響した要素」に関する調査でも、当初影響度が高いと想定していた「合格実績」(47%)や「料金」(54%)を大きく上回る72%が「立地(通いやすさ)」を選択。さらに54%が「立地(安全性)」と回答した。

 通いやすいということは、勉強の効率やモチベーションアップにもつながる。交通の便が悪い、遠い、ということはそれだけ移動にむだな時間を使うことになる。少しでも時間を有効に使いたい受験生には、移動や待ち時間はロスでしかない。アクセスがよい場所に教室があるということは、それだけ人通りも多く犯罪リスクも少なく安全ということもできそうだ。

 代々木ゼミナールはどの教室も駅前という好立地だが、「本部校 代ゼミタワー」を例にとると、JR東日本・京王電鉄・小田急電鉄・東京メトロ(丸ノ内線)・都営地下鉄(新宿線・大江戸線)が乗り入れる新宿に位置し、JR新宿駅新南改札から徒歩5分、代々木駅からも徒歩圏内というアクセスのよさだ。26階建てのタワーには学生寮も備え、安全で快適な学習環境を提供している。

JR新宿駅新南改札から徒歩5分という好立地に位置する本部校 代ゼミタワー
JR新宿駅新南改札から徒歩5分という好立地に位置する本部校 代ゼミタワー

東大家庭教師に聞く予備校選びと活用法



 意識調査から見えてきた塾・予備校選びのポイントは以上だが、東大家庭教師として有名な吉永賢一氏に受験生へのアドバイスを聞いた。吉永氏は、1991年に東京大学理科三類に合格し、現在は東京大学家庭教師研究会代表。勉強法と学習指導法に関する著書も多く「東大家庭教師が教える頭が良くなる勉強法」はベストセラーとなった。

東大家庭教師 吉永賢一氏

わかりやすい・覚えやすい・続けやすい



 吉永氏は塾・予備校選びの重要なポイントとして、「何といっても、自分にとってわかりやすいか、覚えやすいか、続けやすいかが重要です」と語る。また現役生は、基礎的な定義の確認と、実践演習が重要。高卒生は、それに加えて例題的な演習や、基礎概念を理解するための説明、記憶するポイントの明示も大切になるという。

受験生時代の思い出と代ゼミの講師



 国内最難関といわれる東京大学理科三類に見事合格した経験をもつ吉永氏だが、受験生時代に通った予備校は代々木ゼミナールだった。

 受験生時代の思い出について吉永氏は「90年代の情報になってしまいますが、化学の宇野先生の構造式の図示、英語の鬼塚先生の時制や基礎単語のイメージ、中嶋先生の生物の授業、定松先生の数学の解法、木須先生の授業中に解かせるスタイルとポイントの絞り込み、武井先生の地域を横断する世界史等、思い出はたくさんあります」と語る。代ゼミOB・OGは、吉永氏同様に科目と先生の名前の組合せで記憶している方も多いのではないだろうか。これが「講師の代ゼミ」といわれる所以だ。

 さらに「代ゼミは、先生方が科目全体の知識を俯瞰した上で、ポイントを構成しているところに大きな特長があります。さらに、それをコンパクトに伝達するための教授スタイルまで確立しているので、自学自習に比べ、大学受験においては圧倒的な効率化が期待できます」と語る。

 実力のある講師陣に加え、長年にわたり培われた教授スタイルが代ゼミの特長といえそうだ。

入試必勝に模試活用



 入試必勝のための塾・予備校の活用のコツについては、模試の活用をあげる。吉永氏は「入試本番では、初見の問題を、自分ひとりで解かなければなりません。この状況を常に意識し、そのためのスキルを身に付けていきます。塾や予備校は、多く『講義を聞いて理解する』スタイルですから、それだけでは本番には通用しません。この差を埋めるためには、模試の活用が有効です。そして、『知っているはずなのに解けなかった』ポイントに特に注目し『では、どうすれば実際に点が取れるのか』を考えてください」とアドバイスする。

スランプからの脱出法



 成績が伸び悩んだ際のスランプからの脱出法としては、少々意外かもしれないが「丸暗記」を勧める。スランプの際は不安な気持ちに襲われるが、すでにわかっているはずの覚えるべきポイントを、繰り返し覚えることが大切だという。「丸暗記は、繰り返しさえすれば、必ず達成できます。細切れにして繰り返せば、必ずできますので、その成長を実感するまで行えば、スランプを脱出するきっかけをつかめるでしょう」とアドバイスしてくれた。

本部校 代ゼミタワーのイベント



 代々木ゼミナール 本部校 代ゼミタワーでは、新年度に向け「代ゼミオープンキャンパス2018」「2018年度 大学受験科 入学説明会」「2018年度 高校生コース 新学期入学説明会」など多くのイベントを開催する。こちらを参考に確認の上、実際に足を運んで、学習環境についても、自身の目で確認してみてはいかがだろうか。

※保護者を対象とした意識調査
 「リセマム塾リサーチ」では、全国の小学生・中学生・高校生の保護者各1,500名、合計4,500名を対象に、2017年9月27日(水)から10月16日(月)までの期間、塾に関する意識調査をインターネットで実施した。調査結果から、通塾している高校生の保護者1,166名の「塾・予備校決定時に影響した要素」に関する回答を集計した。

(提供:代々木ゼミナール)

《中尾真二》

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