駿台予備学校は、2026年2月26日より順次公開している2026(令和8)年度主要大学入試解答速報に、東京科学大学の解答例および入試問題分析シートを掲載した。試験直後の自己採点から次年度に向けた学習対策まで、大学受験を多角的にサポートする。
東京科学大学の一般選抜は、理工学系では学力検査(大学入学共通テストと個別テスト)および調査書によって行う。全学院の志願者計が募集人員計の3.5倍を超えた場合、指定する共通テストの成績(得点合計)により第1段階選抜を行うことがある。また、志願者は第2志望まで志望学院を登録でき、第2志望を登録した場合は、第1志望で不合格となっても、第2志望で合格することがある。
医歯学系では、調査書の内容と大学入学共通テストの成績により第1段階の選抜(前期日程は、医学部医学科および歯学部歯学科で募集人員の約4倍、その他の学科・専攻では実施しない)を行い、その合格者についてさらに個別テスト等を実施し、総合判定により入学者を選抜。2026年度の個別学力検査(前期日程)は、2月25日・26日の日程で実施した。
2月18日に文部科学省より発表された出願状況によると、前期日程の確定出願者数は3,754人で、出願倍率は3.8倍。第1段階選抜前の倍率では、理工学系で情報理工学院5.2倍がもっとも高く、ついで理学院4.8倍、工学院4.3倍、環境・社会理工学院4.1倍、物質理工学院2.6倍、生命理工学院2.3倍。医歯学系では、歯学部が3.4倍、医学部が2.9倍だった。
駿台講師陣による東京科学大学の「駿台入試解答速報」では、英語(理工学系・医歯学系)、数学(理工学系・医歯学系)、物理(理工学系・医歯学系)、化学(理工学系・医歯学系)、生物(医歯学系)の5科目を対象に分析している。
このうち、理工学系の化学では、前年と比較すると易しい問題が減り、難易度のやや高い問題が増加したという。2014年度以降、解答しやすい問題が続いており、今年度もその系統を踏襲しているが従来の旧東工大らしい問題も出題されていることから「ミスを最小限に抑えた高得点が要求される」と考察。
合格への学習対策として、「比較的解答しやすい問題が多いが、この傾向が今後も続くとは限らない。安易な暗記学習の積み重ねでは対応できない問題もあるので、日頃から論理的に考える練習を積むこと」とアドバイスしている。
駿台予備学校は、東京科学大学を含め主要10大学の入試解答例とともに、設問ごとに難易度や出題傾向を詳しく解説した分析シートをWebサイトに掲載している。
2026年度 駿台入試解答速報
