登下校見守りサービス「OTTADE」四條畷市内の全小学校で実験導入
四條畷市と関西電力は、ottaの持つIoT技術を活用した登下校見守りサービス「かんでん見守り隊OTTADE!」の社会実験を、四條畷市内の全小学校において開始することとし、2018年3月9日に協定を締結した。社会実験の実施期間は5月から9月までを予定。
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「かんでん見守り隊 OTTADE!」は、子どもの位置情報履歴を家族や保護者がスマートフォンなどで確認できるサービス。児童が携帯したビーコン(電波受発信器)を搭載したホイッスル型の見守り端末を、固定基地局やスマートフォンに専用のアプリケーションをインストールした見守り人、通信機能を持つ車載端末などの移動基地局が検知し、結果を保護者がスマートフォンなどで位置情報履歴として確認できる仕組み。また、あらかじめ登録した場所を児童が通過したときに、位置情報をメールで通知することも可能。
四條畷市は市民への案内・調整、公共施設の有効活用を行い、関西電力は事業主体として関係各所への説明、工事、運営などを担う。ottaは、関西電力へのシステム提供などを担当する予定。
対象者は、四條畷市内の全小学校7校に就学する児童および保護者。希望者には無料で見守り端末を配布する。平成30年4月から参加申込の受付を開始し、5月から9月まで有効性確認を目的とした社会実験を実施する予定。なお、四條畷市における社会実験は、関西電力がかんでん見守り隊 OTTADE!を提供する初めてのプロジェクトだという。
四條畷市は、「さらなる安全性向上を目指し、公民連携の観点から民間の見守りアプリの導入を検討しており、本社会実験を通じてその有効性を検証してまいります」とコメントしている。
また、関西電力とottaは、「四條畷市と連携を図りながら円滑に社会実験を進め、利用者の声などを踏まえて本格的な事業展開を目指してまいります」とコメントしている。
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