天文学者が出張授業「ふれあい天文学」2018年度実施校募集

 国立天文台は、天文学者が全国各地の小中学校で出張授業を行う「ふれあい天文学」の2018年度実施校を募集している。対象は全国の小中学校で、教員のみ応募可能。募集数は約60校。2018年5月31日まで、郵送かFAX、メールで応募を受け付ける。

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国立天文台「ふれあい天文学」
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 国立天文台は、天文学者が全国各地の小中学校で出張授業を行う「ふれあい天文学」の2018年度実施校を募集している。対象は全国の小中学校で、教員のみ応募可能。募集数は約60校。2018年5月31日まで、郵送かFAX、メールで応募を受け付ける。

 「ふれあい天文学」は、国立天文台の天文学者が全国の小中学校で出張授業を行う取組み。2010年度の開始以降、2017年度までに北海道から沖縄、さらに八丈島や小笠原まで各地に天文学者を派遣し、全国481校、4万7,000人を超える小中学生を対象に天文学に関わるさまざまな授業を実施してきた。

 実施する授業は、太陽や月の話、星の誕生のしくみ、ブラックホールの不思議、太陽系を旅する宇宙旅行など。天文学のプロたちが講師となり、実施する学年にあわせた内容で授業を行う。理科の授業の一環や校内イベントなど、さまざまな形で実施可能。学校側の費用負担は一切必要ない。

 授業は4年生以上の小学生と中学生が対象45分~100分(1~2コマ)程度で、天文学に関わる授業と質疑応答を行う申込みできるのは小中学校の教員のみで、課外活動や保護者の活動としての申し込む場合でも、小中学校の教員を通しての応募すること。申込み多数の場合は、過去の実績回数、日程、地域、志望動機などを考慮し、実施校を決定。実施校の発表は7月下旬を予定している。

◆「ふれあい天文学」実施校募集
実施期間:2018年10月~2019年2月の期間に学校と講師で相談のうえ決定
対象:全国の小学校(4年生以上)・中学校
募集数:約60校
費用:無料
応募方法:郵送、FAX、メールから学校の教員が申し込む
応募締切:2018年5月31日(木)※当日消印有効、FAX・メールは必着
発表:2018年7月下旬にメールで各校に通知予定

《畑山望》

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