国立科学博物館筑波地区「科博オープンラボ2018」4/21

 国立科学博物館は2018年4月21日、筑波地区の研究スペースを特別公開する「科博オープンラボ2018」を開催する。特別見学やスペシャルトークなど、博物館の研究を知ることができるさまざまな企画を実施。入場料は無料。

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国立科学博物館「科博オープンラボ2018」
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 国立科学博物館は2018年4月21日、筑波地区の研究スペースを特別公開する「科博オープンラボ2018」を開催する。特別見学やスペシャルトークなど、博物館の研究を知ることができるさまざまな企画を実施。入場料は無料。

 国立科学博物館は、展示施設を東京の上野と白金台に、研究施設と標本収蔵施設をつくば市に設置している。自然史と科学技術史の研究機関である国立科学博物館筑波地区には、動物・植物・地学・人類・理工学の5つの研究部と、3つの研究センター、一般公開も行っている筑波実験植物園がある。「科博オープンラボ」では、筑波地区での研究活動を広く知ってもらうため、普段は公開されていない研究スペースを年に1回だけ特別公開する。

 特別見学が行われるのは、自然史標本棟と理工第1資料棟。自然史標本棟には、たくさんの貴重な自然史標本・資料が収められており、見学できるのはめったにないチャンスだという。自然理工第1資料棟は、昔の飛行機や大型コンピューターをはじめ、歴史的な機械・装置などを特別に公開する。

 植物研究部棟企画では「海藻押し葉標本製作体験」や、研究員の解説を聞きながら行われる「研究お宝大公開」「標本庫ガイドツアー」を実施。研究部企画は、「博物館でしかみられない水生動物」「昆虫・クモ標本ミニ展示会」「爬虫両生類標本を体感しよう」などを実施する。

 筑波実験植物園は、コレクション特別公開「さくらそう品種展」と「植物園バックヤードツアー」など。バックヤードツアーでは、普段は見られない植物園の裏側に案内するほか、絶滅危惧植物の展示解説も行う。

 そのほか、「深海にすむ甲殻類」「昆虫とのつながりが形作る多様な花の姿」など、5つのスペシャルトークを開催。動物・植物・地学・人類・理工学それぞれの研究部から5人の研究員が登壇し、調査研究や博物館活動の話を聞くことができる。

 当日の参加費は無料、筑波実験植物園にも無料で入園できる。各イベントの実施時間や定員などの詳細は「科博オープンラボ2018」Webサイトにて確認できる。

◆科博オープンラボ2018
日時:2018年4月21日(土)10:00~16:00(開門9:00/受付開始9:30/受付終了15:30)
会場:国立科学博物館筑波地区(茨城県つくば市天久保4-1-1)
入場料:無料

《黄金崎綾乃》

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