東海大学医療技術短大、2020年度以降の募集停止
東海大学医療技術短期大学は2018年4月5日、2020年度以降の学生募集を停止することを発表した。東海大学医学部看護学科(伊勢原キャンパス)に教育資源を集約し、看護教育の質をより一層充実させていくとしている。
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
1974年の東海大学医学部(伊勢原キャンパス)の開設に伴い、医学部付属病院に勤務する看護職員養成を目的に、神奈川県平塚市の東海大学湘南キャンパス内に東海大学医療技術短期大学が開学した。開学時は3年制の「第一看護学科」と2年制の「第二看護学科」の2学科で構成していたが、2005年4月からは3年制の看護学科1学科体制に改編した。
これまで44年間に5,071人の卒業生を輩出し、現在も学生募集は順調に推移している。しかし、将来にわたって18歳人口が減少の一途をたどると予測されることや、4年制大学志向がこれまでにも増して強まっていることなどから、学生募集を停止することとした。
今後は、2018年度と2019年度の入学生を含めたすべての学生に対し、卒業に至るまで現在の教育環境を継続的に維持し、進路指導・就職支援などもこれまでと同様に実施する。また、同窓生に対しては東海大学で組織的に対応する。各種証明書などの発行については、2021年度まではこれまで通り東海大学医療技術短期大学の事務室で発行する。2022年度以降の発行については、窓口が決定次第、Webサイトで知らせるという。
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