原則、アプリは2018年4月9日時点で最新のOSで作動するものを掲載した。
算数忍者~九九の巻~
App Store/Google Play
販売元:Fantamstick, Ltd.
算数忍者の「数丸(かずまる)」と、くノ一「数葉」のいずれかを選択し、かけ算の忍術修業に励む九九アプリ。三味線や琴、抜刀の効果音など、忍者好きな子どもはもちろん、ゲーム感覚で楽しみながら学習を継続できる。

画像:算数忍者~九九の巻~ トップ画面 データは3つまで保存可能(一部有料)

画像:数丸(左)と数葉(右)を選択して修業へ出よう
段ごとに「練習」を1ステージ、「修業」を2ステージクリアすると、忍術の先生との「実践」ステージに進むことができる。ステージごとに、クリアすると忍者の仲間や武器が描かれた宝(カード)を獲得できるよう工夫されており、繰返し学べるような工夫が施されている。

画像:算数忍者~九九の巻~ 答えをタップでズバッと回答
データを3つ保存しておける(一部有料)ことから、家族で端末を共有している場合でも自分のデータで学習を進めることができる。
360円で完全版を購入すれば、3の段から9の段も遊ぶことができる。さらに、無料版では手に入らないレアカードが手に入るようになるという。成績表や九九一覧表も搭載されており、数丸・数葉とたっぷり九九修業に励めそう。
九九のトライ
App Store
販売元:Frii Inc.
九九でゲットしたポイント(経験値 Exp)に応じて、たまごからドラゴンが誕生―。次はどのような姿になるのかが気になり、ついつい次の段にチャレンジしてしまうという、育成要素と九九要素をかけあわせたアプリだ。

画像:九九のトライ 左:トップ画面 右:どんな姿に成長するかな?経験値で成長
有料版がなく、一度ダウンロードすればすべての機能を楽しめる。特徴的なのは、「れんしゅう」モードに各段とも「のぼりくく」「くだりくく」「ばらくく」を選択できる要素が搭載されている点。特に「ばらくく」ではランダムに九九が出題されるため、とっさの出題にも対応できるかの理解度が試される。

画像:九九のトライ のぼり、くだり、ばらモードを選択できる
子どものやる気をうまく引き出すため、保護者向けの九九サポートアドバイスも掲載。親子で一緒にかけ算を学ぶヒントが得られる。
あそんでまなべる 九九
App Store/Google Play
販売元:Digital Gene
アプリ「あそんでまなべる」シリーズの九九版。シンプルな画面表示ながら、「ゲーム」「スタディ」の2つのモードに加え、「ギャラリー」や「ランキング」要素を備えた本格的な九九アプリ。

画像:あそんでまなべる九九 左:トップ画面 右:「ゲーム」モード選択画面
出題方法が豊富な「ゲーム」モードでは、「トレーニング」で即答できるように鍛え、「ベーシック」「アドバンスド」「エキスパート」「チャレンジ」それぞれにおけるタイムアタックに挑戦。記録されたタイムは「ランキング」に反映され、「あそんでまなべる 九九」ユーザーとのタイムを競い合うこともできる。

画像:あそんでまなべる九九 左:「ゲーム」モード ベーシック選択時 右:クリアタイムはランキングに反映される
「スタディ」モードは1×1から9×9までが一覧表示され、音声を再生しながらひとつずつ暗記できる基本機能だ。すっきりとしたデザインで、一通り利用し終わっても、飽きずに長く使い続けられそうだ。
たこさんすうのロックで九九
App Store/Google Play
販売元:Noriyuki Narimoto
1の段から9の段まで、エレキギターを抱えた“たこさんウインナー”と一緒に九九を学ぶことができる。「トレーニングする」は、勉強する段を選択して自由に学べるモード。「ちょうせんする」モードは、1の段から9の段までを順番にクリアしていくモード。全28ステージ。順番にクリアしていかなければならず、途中から段を指定したプレイはできない。トレーニングモードと「ちょうせん」モードを組み合わせ、段階的に学習していくとよいだろう。各モードとも、数字を選ぶとエレキギターの音が高らかに鳴り響く。答えを記入したあとは、たこさんと一緒に九九を音読してみよう。
かけ算バトル~対戦型ゲーム感覚で九九の練習をしよう~
App Store
販売元:Jun Nagae
宇宙を舞台に、かけ算でバトルをするアプリ。「れんしゅう」モードでは、キャラクターと一緒に1の段から9の段までを勉強できる。「iPhoneとたいせん」モードでは、ランダムで出現する敵と、自分か敵のライフがなくなるまで戦える早押し九九バトルを楽しめる。特徴的なのは、保護者や友達のiPhoneやiPadとBluetoothで通信し、リアルタイムバトルができる「たいせん」モードが搭載されている点。無料版では3の段までが「たいせん」で利用できるところ、120円の有料フルバージョンでは9の段まですべて選択できるようになり、バトルのデータを保存も可能になる。オンライン対戦でなく、顔の見える相手とバトルできることから、親子でリアル九九バトルをしてみてもよいだろう。ただし、ほかのゲームアプリに関する広告が表示されることから、保護者の目が届く範囲での利用をお勧めしたい。