LINE、神奈川県警・教委と協定締結…青少年のネットトラブル防止へ
LINEは平成30年5月21日、神奈川県警察および神奈川県教育委員会とインターネット利用に起因したいじめや非行・被害、トラブルなどを防止するため、「インターネットに起因した非行・被害などの防止対策に関する協定」を締結した。
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LINEと神奈川県教育委員会が平成28年から実施している「青少年のネット利用実態把握を目的とした調査」の平成29年度最終報告書によると、「知り合いから自分に対する悪口を言われた」「知らない人から突然連絡がきた」「知らない人から会いたいというメッセージがきた」など、ネット上でいじめやトラブルにつながりかねない嫌な経験をしている人は少なくないことがわかった。
LINEは、神奈川県警察および神奈川県教育委員会と、児童・生徒がより安全に安心してインターネットを利用することができるよう、情報モラルの向上と規範意識の醸成を図ることを目的とし、「インターネットに起因した非行・被害などの防止対策に関する協定」を締結した。期間は平成33年3月31日まで。
協定による施策では、教育委員会は児童・生徒への調査を継続して行い、警察はネットトラブルの被害者・サイバー補導した生徒への調査を実施し、トラブルに至ってしまう要因(年齢、環境、ネット利用実態など)の分析を行う。その分析結果をもとに、情報モラル教育教材を開発し、神奈川県内の小学校、中学校および高等学校などの児童・生徒向けに情報モラル教室を共同開催する予定だという。
LINEは、「青少年の皆さまに安心・安全にインターネットおよびスマートフォンをご利用いただけるよう、引き続き情報モラル・情報リテラシーの啓発活動に力を入れてまいります」とコメントしている。
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