【大学受験】2018年度一般入試の小論文・総合問題を掲載…出題内容や出典など

 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2018年8月23日、小論文・総合問題対策に「2018年度大学別実施状況」を掲載した。国公私立大学の2018年度一般入試において出題された小論文・総合問題について、出題パターンや出題の内容、出典をまとめている。

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河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」
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 河合塾の大学入試情報サイト「Kei-Net」は2018年8月23日、小論文・総合問題対策に「2018年度大学別実施状況」を掲載した。国公私立大学の2018年度一般入試において出題された小論文・総合問題について、出題パターンや出題の内容、出典をまとめている。

 河合塾の「2018年度大学別実施状況」は、出題内容が判明した大学のみ掲載したもの。各大学の試験時間や出題パターン、出題の内容、出典を確認できる。出題パターンは、標準タイプの「課題文読解型I(見解論述のみ)」「課題文読解型II(要約説明あり)」「テーマ型」や、非標準タイプの「英文問題」「理科論述型問題」などに分類。各出題パターンの詳細な説明は、Kei-Netに掲載されている。

 国公立大では、京都大学法学部(後期)にて、「英文問題」の小論文を出題。「女性をめぐる問題状況と新たな人権」という出題内容で、試験時間は150分。2016年11月2日の京都新聞の記事などが出典となっている。国際教養大学国際教養学部(C日程)は、「テーマ型(社会科学系)」の英語小論文を出題。出題内容は「高校生へのボランティア義務付けの是非」、試験時間90分で実施された。

 私立大学を見ると、慶應義塾大学が文学部人文社会学科(2月15日)や商学部商学科(B方式・2月14日)などで小論文や論述力、論文テストの試験が行われた。たとえば、法学部法律学科・政治学科(2月16日)では、「課題文読解型II(社会科学系)」の論述力の試験を実施。「リスク社会への対応と信頼のあり方」という出題内容で、試験時間は90分だった。近畿大学は医学部(前期A日程・2月4日)などで、「テーマ型(医系)」の小論文の試験を行っている。

 Kei-Netでは、小論文・総合問題対策やセンター試験対策のほか、過去の入試結果データなども掲載。そのほか、2019年度入試情報や入試難易予想ランキングなども閲覧できる。 

《黄金崎綾乃》

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