お義母さんに子どもを委ねるコツは?
ここでは、子どもをお義母さん(姑さん)にみてもらうことについて考えていきます。ワーママを観察していると2タイプに分かれます。"近くのお義母さん"に子どもを「預ける派」と、「絶対に預けない派」です(あまりの忙しさに、途中から「預ける派」に転向する人もいます)。
私は「絶対に預けない派」で、民間のシッターさんの派遣業者を利用していますが、1年に1度や2度はお義母さんを頼ることもあります。最初のころ、「お義母さんに子どもを預けるのは心の負担だ」と夫に訴えると、こう言われました。
「義母との付き合いこそ、仕事感覚で乗り切ればいい。苦手な取引先と、何時間も商談するのと、どっちがマシなのか考えてみては……」。それから少しラクになったような気がします。次に、お義母さんに子どもを委ねるコツを挙げてみましょう。
お義母さんに子どもをうまく委ねるために
【コツ1】オファーの段階は夫に任せる
お義母さんに子どもをお願いする段階は、もっとも「心のハードル」が高いもの。そこで夫にお願いしてしまいましょう。預かってほしい日時や、場所については伝達ミスがないよう夫にメモを渡すのがベスト。また夫に「自分も都合がつかなくて……」と言い添えてもらうと先方への印象は変わります。
【コツ2】感謝の気持ちは、何度も強く伝える
「お義母さんがいてくださって、私も働くことができて助かります」など、感謝の言葉は惜しみなく。お義母さんのモチベーションも上がるというものです。「子どもがお義母さんに会いたがっていました」という言い回しでも、気持ちは伝わります。
【コツ3】子どもが喜ぶ「鉄板おもちゃ」を用意する
子どもが大好きだったり、喜ぶ遊びを用意しておきましょう。目新しいおもちゃや絵本などでもよいでしょう。ただし、子どもに見つからないよう紙袋などに入れて、こっそりお義母さんに伝えるのがコツです。「万一、機嫌が悪くなったり、グズったらこれを出してください」とひと言添えて。
【コツ4】「今から帰るコール」を忘れずに
お義母さんのもとに戻れる1時間、最低でも30分前には電話で連絡を入れたいもの。「予定が見えないまま、待たされている状態ほどつらいものはない」と、社会人のあなたなら想像できるはずです。
【コツ5】巻き寿司などを手土産に
お義母さんのもとに帰るとき。すぐに食べられる手土産を持ち帰りましょう。「子守り」でクタクタ、自分の食事さえとれていない可能性があるからです。たとえば、にぎり寿司のように「小皿にしょう油を入れて……」と手間がかかるものより、手づかみですぐ食べられる巻き寿司のようなものを。
お義母さんに自宅に来てもらう場合
【コツ1】メークはお義母さんの到着前に
自分の身仕度はすませておくのがベター。特にメークをする姿は、例え薄化粧でも「母親なのに自分のことに手をかけて」と年配者の目に映るものです。
【コツ2】子どもの食事類はつくっておく
自分の外出中に食事の時間をまたぐ場合は、子どもの食事はつくり置きしておければベストです(忙しくても、せめて米だけは炊いておきたいもの)。お義母さんの食事を用意できない場合は「何か食べ物を持参してほしい」と伝えておきましょう。
【コツ3】「おもてなしの心」も忘れずに
テレビの付け方(電源やリモコンの説明)、布団や毛布、雑誌のありかなどを伝えておきましょう。「お義母さんもリラックスしてほしい」という気持ちが伝わればOK。
発行:WAVE出版
<著者プロフィール:山守 麻衣(やまもり まい)>
1976年生まれ、早稲田大学卒。中高年の生きかた・暮らしかた応援雑誌『いきいき』の編集者を経て、フリーの編集者・ライターに。現在2児の母。母乳育児をしつつ、環境雑誌から社会派ビジネス誌、医療系の書籍まで、同時に9社の仕事をこなす激務型ワーママ。