「2018年 共働き夫婦の家事分担調査」は、マクロミルモニタ会員で配偶者と同居し、夫婦ともにフルタイムで働く既婚男女1,000名を対象に実施したもの。調査期間は2018年10月17日~18日。なお、この調査では週に40時間以上働いている人をフルタイム就業者と定義している。
フルタイムで共働きをしている夫婦1,000名に家事の分担状況について聞いたところ、もっとも多かった回答が「妻が主だが、夫も少し分担」37.5%。「妻がほとんどを担う」26.9%とあわせ、64.4%の家庭では妻がメインで家事を担っていることがわかった。一方、「妻と夫で分担」している家庭は30.7%だった。
家事分担比率の「理想」と「現実」を聞いたところ、「理想」でもっとも多かった回答は「夫50%:妻50%」40.9%。そのほか、「夫40%:妻60%」22.2%、「夫30%:妻70%」20.0%などが続いた。一方、「現実」でもっとも多かった回答は「夫10%:妻90%」21.2%。そのほか、「夫20%:妻80%」18.3%、「夫30%:妻70%」17.3%など、妻の負担が多い順に続いた。もっとも理想だと考えられている「夫50%:妻50%」と平等に分担している夫婦は12.2%で、理想と現実の間には大きな開きがあることがわかった。