スマホの利用時間が長い中高生は自由時間も長い…LINE調査
スマホの利用時間が長い中高生は、自由に使える時間も長い傾向にあることが、LINEと神奈川県教育委員会が実施した共同調査結果より明らかになった。スマホの利用時間が長くても、勉強時間や睡眠時間が短くなる傾向はみられなかった。
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「青少年のネット利用実態把握を目的とした調査」は、2016年からLINEと神奈川県教育員会が共同で継続実施している。今回の調査では高校生のほか、小学生、中学生、特別支援学校の生徒も対象とした。対象は、神奈川県の小学生(4年生~6年生)5,399名、中学生5,863名、高校生5,573名、特別支援学校(高等部)生徒162名。調査時期は2018年6月~9月。
中高生のスマホ利用時間、勉強時間、睡眠時間、自由に使える時間の関係を調査したところ、スマホの利用時間が長い生徒は自由に使える時間も長い傾向にあることがわかった。一方で、勉強時間、睡眠時間は、スマホの利用時間が長くても、短くなる傾向はみられなかった。
ネット利用に関する家庭内ルール遵守の程度とネットトラブルなどの関係について、家庭内のルールを守る児童・生徒は、ネットトラブル(暴力的表現など)の被害・加害経験や、知らない人からのメッセージ受信経験、長時間利用傾向が低いことがわかった。また、家庭内のルールを守る割合は、保護者がルールを一方的に決めた場合や、自分で考えて決めた場合よりも、家庭内で話し合って決めた場合のほうが高かった。このことから、ネットトラブル抑制のためには、家庭内でのネット利用に関するコミュニケーションが重要であることが明らかになった。
情報モラル教育の経験や、情報モラル教育で気づきのある児童・生徒は、ネット利用に関する家庭内のルールを守る傾向にあることがわかった。情報モラル教育の経験や気づきが、マナー意識や法的理解度の向上にもつながることも判明。ネットトラブルの抑制に一定の役割を果たしていると考察できる。一方、ネットトラブルの被害・加害の抑制に直接結びつく結果とはなっておらず、行動改善を促すための情報モラル教育の内容や手法を導き出すことが今後の検討課題と考えられるという。
LINEは、今回の結果を踏まえ、児童・生徒の利用実態の推移や、ネット利用に伴うリスクの変化を把握し、神奈川県警察、神奈川県教育委員会とともに、情報モラル教育教材を開発する予定だとしている。
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