早稲田大、ニュージーランドと協定締結…附系属校5校の留学促進
早稲田大学および附属校・系属校5校は、エデュケーション・ニュージーランドと「教育協力に関する覚書」を締結。2019年6月28日に駐日ニュージーランド大使館にて調印式を執り行った。今後、協定に基づき附系属校5校の生徒のより早期からの留学体験を実現するという。
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ニュージーランドには、日本から毎年1万人以上の留学生が就学目的で渡航しているという。ニュージーランドは世界に先駆けて「留学生の生活保障に関する服務規程」を設けるなど、ホームステイの選定基準を含め留学生の生活面でのケアを保証する取組みを行なっている。また、英国のエコノミスト誌調査部門が発表する「未来教育指数:Worldwide Educating for the Future Index」においてニュージーランドの教育制度は2年連続英語圏で1位となるなど、安心・安全に配慮された高い教育水準を誇る。
エデュケーション・ニュージーランドは、ニュージーランド留学のプロモーションを担当する政府機関。ニュージーランドの教育機関を支援しながら、留学先としてのニュージーランドの認知度を高め、ニュージーランドの教育情報を世界に発信しプロモーションすることを目的に活動している。この度、早稲田大学は、「Waseda Vision 150」にある「早稲田大学の多くの学生が一度は海外に出て、外から日本を見つめなおす経験をすることで、Global Perspectivesを獲得する」の達成に向け、ENZとの覚書締結。ENZと日本の大学との教育協力提携は初の取組みだという。
この度、早稲田大学は、早稲田大学高等学院、早稲田大学本庄高等学院、早稲田実業学校、早稲田摂陵中学校・高等学校、早稲田佐賀中学校・高等学校の附系属校5校において生徒がより早期から留学体験できる手段として協定を締結。これにより、いままでよりも心理的ハードルが低い状態で、学内のプログラムまたは個人でニュージーランドの現地校プログラムに参加できるようになるという。8月以降には、附系属校の生徒がニュージーランド現地校に留学予定。早稲田実業学校では、今回の協定をもとに今夏12名の生徒が現地校に留学する予定となっている。
早稲田大学および各附系属校は、今後ニュージーランドと大学・附系属校の学生・生徒の留学・交流がますます充実することを期待を寄せ、グローバルリーダーの育成を促進していきたいとコメントを寄せている。
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