使用済ランドセルをアフガニスタンへ…イオンで10/31まで受付

 イオンは2019年10月4日から10月31日の期間、アフガニスタンの子どもたちに使い終わったランドセルを届ける国際協力NGOジョイセフの支援活動「思い出のランドセルギフトプロジェクト」を約440店舗で実施する。期間中、各店舗にて使い終わったランドセルの寄付を受け付ける。

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思い出のランドセルギフト
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 イオンは2019年10月4日から10月31日の期間、アフガニスタンの子どもたちに使い終わったランドセルを届ける国際協力NGOジョイセフの支援活動「思い出のランドセルギフト」プロジェクトを全国約440店舗で実施する。期間中、各店舗にて使い終わったランドセルの寄付を受け付ける。

 ジョイセフは、女性のいのちと健康を守る活動を行う日本生まれの国際協力NGO。アフガニスタンの子どもたちに使い終わったランドセルを届ける「思い出のランドセルギフト」の取組みをはじめ、国際協力機構(JICA)、外務省、国連、国際機関、現地政府、現地NGOや地域住民と連携し、さまざまな活動を実施している。

 イオンは2001年よりトップバリュを中心に累計370万個ものランドセル販売を通じて、子どもたちがより良い小学校生活のスタートが切れるようサポートを続けている。さらに「世界のより多くの子どもたちのために学習環境の充実を支援したい」との想いから、ジョイセフが取り組む支援活動「思い出のランドセルギフト」に賛同。アフガニスタンにランドセルを贈る取組みを実施している。

 アフガニスタンは、開発途上国の中でも特に女子の就学率・識字率が低い国のひとつと言われている。イオンではプロジェクトを通じて、「国際支援に興味があるけれど具体的に何をしたらいかわからない」という人にも使い終わったランドセルをイオンの店舗に持ち込むことで気軽に国際支援活動に参加して欲しいとしている。寄付で集まったランドセルはアフガニスタンの子どもたちへ贈られ、学校へ通うきっかけづくりとして役立てられる。

 ランドセルの寄付は、全国のイオンおよびイオンスタイル各店舗のキッズ売場で受け付ける。受付時には、アフガニスタンまでランドセルを送る費用として1,800円の負担が必要。なお、宗教上の理由から、豚革を使用したランドセルや汚損・破損が激しいものは現地へ届けられない場合もあるという。集まったランドセルはジョイセフを通して2020年3月ころにアフガニスタンに届けられる予定。寄付のようすについては、ジョイセフWebサイト「思い出のランドセルギフト」にて随時報告される。

◆思い出のランドセルギフトプロジェクト
期間:2019年10月4日(金)~10月31日(木)
受付場所:全国の「イオン」「イオンスタイル」約440店舗のキッズ売場(キッズ売場のない店舗はサービスカウンターにて受付)
対象品:使用済みのランドセル(メーカー、色、不問)
費用:アフガニスタンまでランドセルを送る費用として1,800円を自己負担
※宗教上の理由から豚革を使用したものや汚損・破損が激しいものは現地へ届けられない場合あり

《畑山望》

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