近畿大、学生サポートとして「Slack」導入を決定

 近畿大学は2019年11月25日から、業務改革・教育改革につなげるため、Slack Japanが提供するビジネスコラボレーションハブ「Slack」を、一部の学生へ先行して導入。2019年度中に試験運用を行い、2020年度4月にまずは理工学部情報学科の学生・大学院生を対象に実施する。

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 近畿大学は2019年11月25日から、業務改革・教育改革につなげるため、Slack Japanが提供するビジネスコラボレーションハブ「Slack」を、一部の学生へ先行して導入。2019年度中に試験運用を行い、2020年度4月にまずは理工学部情報学科の学生・大学院生を対象に実施する。

 「Slack」はチームの生産性の最大化を支援し、組織をまたいだオープンでスピーディーなコミュニケーションを可能にするビジネスコラボレーションハブ。近畿大学では2017年より、職員を対象にSlackの導入を段階的に進め、2019年4月にはすべてのキャンパス・拠点の職員に展開。通常業務や各種プロジェクトにおいてSlackを利用し、迅速な情報連携を行い、業務効率化を実現した。今回、新たに学生サポートとしてSlack導入をすることで、コミュニケーションの活性化、教育の質的向上を目指す。

 また、Slack上にQ&Aやノウハウを蓄積し、教員や職員による質問対応や学生相談などのために設けられている「オフィスアワー」の有効活用、学生・教職員間での新たなコミュニケーション基盤の構築を推進。研究室、卒研ゼミ、基礎ゼミ、実習、講義などのプロジェクトやグループ単位でチャンネルを作り、対面や電話、メールなどでの従来のやり取りをSlackに変えることで利便性を高め、学生がいつでもどこでもサポートを受けることができ、また効率的に教育・研究を行えるような新しいコミュニケーションの形を探る。

 2019年度中に試験運用を行い、2020年度4月にまずは理工学部情報学科の学生・大学院生約830名を対象に実施。順次、全学へ導入・展開を目指す。

《桑田あや》

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