【大学受験2021】英語民間試験、国立大学の多くが見送りを表明[追記]東大も表明

 大学入学共通テストにおける英語民間試験活用の見送りを受け、すべての国立大学は2019年11月29日までに、2021年度入試における英語民間試験の活用の有無を公表する。国立大学協会のWebサイトに各大学へのリンク一覧表が掲載されている。

教育・受験 高校生
国立大学協会「英語民間試験への対応について」
国立大学協会「英語民間試験への対応について」 全 8 枚 拡大写真
 大学入学共通テストにおける英語民間試験活用の見送りを受け、すべての国立大学は2019年11月29日までに、2021年度入試における英語民間試験の活用の有無を公表する。国立大学協会のWebサイトに各大学へのリンク一覧表が掲載されている。

 従来の大学入試センター試験に代わり、2021年1月に実施される大学入学共通テストでは、英語4技能「読む・聞く・話す・書く」を測定するため、大学入試英語成績提供システムが導入される予定だった。しかし、経済的な状況や居住している地域に関わらず、等しく安心して受けられるようにするためには、文部科学省は更なる時間が必要だと判断し、11月1日に導入の見送りが決定した。

 大学入試英語成績提供システムの導入見送りを受け、すべての国立大学は11月29日までに英語民間試験の活用の有無を公表する。旧七帝大の活用状況を見ていくと、一般選抜における出願要件や加点の独自利用において、北海道大学と名古屋大学、東北大学、京都大学、大阪大学、九州大学は活用しない。東京大学は11月29日午後2時現在、これから公表予定としている。

※編集部註:東京大学も活用しないと公表しました。(2019年11月29日午後2時25分追記)

※お詫びと訂正:初出時、東北大学は活用すると記載いたしましたが、「活用しない」の誤りです。お詫びして訂正いたします。(2019年12月2日)

《工藤めぐみ》

【注目の記事】

この記事の写真

/

特集