【大学受験】安全志向の私大入試、推薦入学者が増加
旺文社教育情報センターは2019年12月10日、「大学入試 “超安全志向”の裏側で指定校からの入学者が増加!」と題した分析情報をWebサイトに掲載した。入学定員の厳格化や入試改革を背景に安全志向が高まり、指定校制をはじめとする推薦入試の入学者が増えているという。
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旺文社では、「大学の真の実力 情報公開BOOK」を9月末に刊行するにあたり、全国の大学を対象に調査を実施。「大学入試 “超安全志向”の裏側で指定校からの入学者が増加!」では、その調査データと文部科学省資料をもとに私立大学入学者の実情を分析している。
私立大学の入試方式は、一般入試(センター試験利用入試を含む)、推薦入試、AO入試の3つに大きく分けられる。旺文社の分析によると、2000年の私立大学入学者に占める一般入試を経た入学者は60.1%を占めていたが、推薦・AO入試が増え、2007年には「一般入試での入学者」と「推薦・AO入試での入学者」の割合が逆転。2017年入試は「一般」48.5%、「推薦・AO」51.2%、2018年入試は「一般」47.3%、「推薦・AO」52.4%と、推薦・AO入試の割合が拡大している。
2019年の推薦入試による入学者の内訳をさらに詳しく見てみると、「公募制」28.3%、「指定校制」53.5%、「付属校・系列校」18.2%。指定校制は、全入試方式の入学者に占める割合が2014年の18.2%から2019年には20.7%に増え、推薦入試のメインとなっている。
推薦・AO入試による入学者の増加について、旺文社では「入試の多様化を受けての結果であるとともに、『早く確実に合格したい』という受験生や保護者の安全志向の裏返し」と指摘。2016年入試から行われている入学定員管理の厳格化への不安から、ここ数年は安全志向に拍車がかかっていると分析している。
また、私立大学の募集人員と入学者数の推移を示し、募集人員に対して入学者数が超過している一方、一般入試では募集人員に対して入学者数が不足している実態を解説。「一般入試以外での入学者が急増している」と読み取るとともに、安全志向を強めた要因のひとつに2020年度から始まる入試改革への不安をあげている。
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