【高校受験2020】埼玉県公立高入試<数学>講評…平易な問題が多かった

 令和2年2月28日(金)、令和2年度(2020年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜が実施された。リセマムでは、スクール21の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

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2020年度(令和2年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜<数学>講評
2020年度(令和2年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜<数学>講評 全 1 枚 拡大写真
 令和2年2月28日(金)、令和2年度(2020年度)埼玉県公立高等学校入学者選抜が実施された。全日制の入学許可予定者数3万6,880人に対し4万1,393人が志願し、志願確定倍率は1.12倍だった。リセマムでは、スクール21の協力を得て、学力検査「数学」の講評を速報する。このほかの教科(全5教科)についても同様に掲載する。

<数学>講評(スクール21 提供)



 例年に比べ解きやすい問題が多かったと思われます。

大問1 小問集合


 例年11題だったのに対し、今年は16題に増えました。ただほとんどが基本的な問題だったので、難しくはありませんでした。

 しかし(12)のグラフの特徴の問題や、(16)の標本調査の問題など、記号選択の問題で少し迷った受検生も少なくないでしょう。

大問2 小問集合


 昨年の4題から2題へと変更になりました。

 作図、証明とも基本的な内容でした。

 ただ証明問題ということで難しく思った受検生もいたかもしれませんが、平易な問題だったので、しっかり得点しておきたい問題でした。

大問3 相似の利用


 問題文が長く、見た目で難しく映ったかもしれませんが、(1)は基本的な内容だったので、得点したい問題でした。

 (2)は難しそうな設問で、最初から諦めてしまった受検生もいたかもしれませんが、内容はそこまで難しいわけではなく、実際にやってみると解きやすかったのではないでしょうか。

大問4 関数


 (1)は基本的な問題でした。(2)の1は途中の説明も書く問題で、なかなか手がつかなかった受検生も多かったでしょう。

 (2)の2は難問でした。2つ答えを求めなくてはならない問題でしたが、1つしか答えられなかった受検生が多かったと思われます。

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 このレポートは平成31年2月28日(木)に速報としてスクール21により作成されたもの。

協力:スクール21

《編集部》

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