【高校受験2020】大阪府公立高入試<理科>講評…記号選択の増加により、用語の記述が大幅に減少
2020年3月11日(水)、令和2年度(2020年度)大阪府公立高等学校入学者選抜のうち、一般入学者選抜の学力検査が実施された。リセマムでは、成学社(開成教育グループ)の協力を得て、「理科」の講評を掲載する。
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リセマムでは、開成教育グループの協力を得て、「理科」の講評を掲載する。このほかの教科(全5教科)についても、同様に掲載する。
◆大阪府<理科>講評(開成教育グループ 提供)
昨年より易化
大問1 火成岩と地層(地学分野) やや易
大問2 混合物の蒸留(化学分野) やや易
大問3 遺伝(生物分野) 標準
大問4 電流回路(物理分野) やや難
大問数は例年通りで、小問数は昨年より2題減った。記号選択の増加(出題数の割合:昨年の28.9%から50%)に伴い、用語の記述が大幅に減少(出題数の割合:昨年の28.9%から13.4%)している。内容的には、昨年に比べ基本事項を押さえていると解ける問題が多く、計算においては例年1題程度見られる複雑なものはなかった。しかし、大問1(6)では地球が誕生してから46億年であることを知らないと解けない問題があった。例年通り、原理を理解し、実験・考察による会話やグラフを読み解く力(読解力)が必要な形式になっていた。
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このレポートは令和2年3月12日(木)に開成教育グループが作成したもの。
協力:開成教育グループ
《編集部》
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