「落ちてるヒナを見つけたら?」野鳥の会絵本プレゼント
日本野鳥の会は、野鳥をテーマにしたオリジナル絵本「ぼくとりなんだ」を、希望する全国の学童保育施設に寄贈する。自然の中で生きる野鳥についてかわいらしいヒナの言葉でつづり、野鳥やヒナへの接し方を伝えている。
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自然保護団体「日本野鳥の会」によると、春になると「地面にいるヒナを見つけたけど、どうしたらいいか」という問合わせが数多く寄せられるという。
日本野鳥の会では「巣立ち後のヒナは拾わないでそのままに」と回答するが、その理由を子どもたちをはじめとする多くの人たちに知ってもらいたいと、オリジナル絵本「ぼくとりなんだ」を2012年に発行した。
絵本は、野鳥がうまれてから巣立つまでの暮らしぶりや自然の中で生きていくことの大切さを、地面に落ちたヒナの言葉で伝えるお話で、作・絵は和歌山静子。
今回、新型コロナウイルス感染拡大防止対策としての休校と春休みが続いているため、学童保育施設で長い時間を過ごす子どもたちの楽しみとしてもらうため、希望する全国の学童保育施設へ無償で寄贈する。
対象は学童クラブ、児童館など学童保育施設で、公営・民営は問わない。希望する施設は必要事項を明記のうえ、メール、FAX、郵便のいずれかで日本野鳥の会まで申し込む。
受付期間は2020年4月末日までだが、在庫がなくなり次第終了する。申込みが集中した場合は、到着まで1週間以上かかる場合もあるという。
なお、YouTubeでは日本野鳥の会名誉会長であり俳優の柳生博による、絵本「ぼくとりなんだ」の読み聞かせ動画を公開中。
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