慶應大、オンライン授業の支援補助制度を設置
慶應義塾大学は2020年4月20日、オンライン授業開始に伴うサポートについて公表。現在用意している制度や、受講開始支援のため新たな制度を設置するなど、経済的理由で通信環境の準備が間に合わない学生に対して補助を行う。
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同大学は新型コロナ感染防止のため、春学期を4月30日から原則としてオンライン授業で実施することを決定している。学生には、オンライン授業を受講するにあたり、テキストや教材に加えて、「PC、タブレット、スマートフォン」などのデバイスと、インターネット接続用の通信回線(Wi-Fi接続環境や4G回線など)を各自整えることを推奨している。
しかし、経済的理由で、Wi-Fiなど通信環境の整備に困難を抱える学生が予想されるため、新たな支援策を開始する。新たな制度は、「経済的に困難な塾生を対象とするオンライン授業受講開始支援補助制度」で、詳細が決まり次第、塾生サイトなどで知らせる。
そのほか、現在用意しているサポート内容として、学費の支弁が困難な学生および保証人に向けて、延納制度や大学が用意する奨学金制度、国や民間の奨学金について紹介している。
さらに、通信環境の準備に関しては、2020年4月現在、NTTドコモ、au、ソフトバンクなどの主要通信キャリアで学生の学習支援として、通信料金の一部無償化などのサービスを提供しているため、契約先の通信会社のサイトなどを確認するよう呼び掛けている。
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