北大や京大などオンライン環境支援…東農工大・広島大は独自の奨学金給付
国立大学は新学期からの授業をオンライン授業で実施するが、北海道大学や京都大学などは、経済的事情により環境整備できない学生に無償でWi-Fiルーターを貸与する支援を行う。広島大学と東京農工大学は、大学独自の奨学金給付で生活を援助する。
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北海道大学は、新型コロナウイルス感染症の影響により、2020年度1学期の授業はオンライン授業により実施する。経済的事情により、オンラインで授業を受講する環境を整えることができない学生を対象に、モバイルWi-Fiルーターおよびノートパソコンを無償で貸与する。ただし、台数に限りがある。申請は5月1日まで。
京都大学は、オンライン講義を受講するために十分なネットワーク環境が整っていない学生に対し、使用目的をオンライン授業の受講に限りモバイルWi-Fiルーターを 8月末日まで無償で貸与する。申込みは4月29日までだが、台数に限りがあるため、真に必要な学生のみの申請を希望している。
東北大学もオンライン学習のためのインターネット環境が不十分な学生全員を対象に、パソコンおよびWi-Fiルーターを無償で貸与。神戸大学はすでに申請を終了しているが、自宅にネット環境を構築することが困難な学生を対象に、ルーターを5月1日~8月14日まで無償で貸与する。
また、東京農工大学は、緊急支援策として独自の奨学金を給付。学生生活費(学費と生活費の合計)にあてるアルバイト収入などが減少し、アパートの家賃が支払えない、生活必需品が購入できないなど、生活要支援の状態となった学生に対し、返済を要しない緊急支援奨学金を給付する。支給額は博士学生が10万円、修士・学部学生は5万円。第1回の申請は締め切ったが、2回目の締切りは5月29日。詳しい申請方法は大学のWebサイトで確認できる。なお、1か月8万円以上の給付型奨学金を受給している学生や国費留学生などは対象外となる。
広島大学も、アルバイトなどの収入が激減して生活に困っている学生・留学生のために、独自の応急学生支援金制度の実施を開始。支援額は当面1か月3万円で、新入生の申込みも可能。詳細は、学生情報ポータル「もみじ」に掲載している。大学では生活に困窮し、日々の食べ物にも困り、応急支援を必要としている学生・留学生に対し、すぐに教育室「なんでも相談窓口」に連絡することを呼び掛けている。生活困窮度をもとに、応急奨学金の給付を迅速に決定するという。
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