「ドン・キホーテ」などバレエ公演を自宅で…新国立劇場
新国立劇場は、2020年4月10日より行っている無料配信サービス「巣ごもりシアター」の追加配信を決定した。2020年5月1日から5月8日までは「マノン」、5月8日から15日までは「ドン・キホーテ」を配信する。
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「巣ごもりシアター」は、新国立劇場主催公演の記録映像を、劇場Webサイト上で無料配信するサービス。新国立劇場は2020年2月26日の公演以降、新型コロナウイルス感染症対策で主催公演を全公演中止している。そこで、舞台芸術ファンなどに向け、2020年4月10日より「魔笛」や「トゥーランドット」などオペラ公演3作品の無料配信を開始した。
2020年5月1日より追加配信が決定されたのは2作品。2020年5月1日の午後3時から5月8日の午後2時までの配信作品は、英国の巨匠ケネス・マクミラン氏による「マノン」。新国立劇場バレエ団にとって8年ぶりとなる待望の再演として、2020年2月に上演されたが、残り2公演を前に公演中止となった。デ・グリュー役に英国ロイヤル・バレエのプリンシパルであるワディム・ムンタギロフ氏を迎え、スタンディングオベーションが沸き上がった舞台を、自宅で楽しむことができる。
2020年5月8日の午後3時から5月15日の午後2時までは「ドン・キホーテ」を配信。スペインの港町を舞台とし、セルバンテスの名著を題材としたクラシックバレエの名作「ドン・キホーテ」の上演は、2020年のゴールデンウィークに予定されていたが、緊急事態宣言に伴い公演中止となった。新国立劇場バレエ団が誇る群舞を堪能でき、異国情緒あふれる音楽とカラフルな舞台美術や衣装で、初夏の観劇にふさわしいプログラムとなっている。
また、新国立劇場のYouTubeチャンネルでは、バレエ鑑賞の予習になる「3分でわかる!」シリーズや、ほかの公演の名場面集などが紹介されている。
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