大阪芸術大、オンライン体験入学…全国から約700名参加
大阪芸術大学は2020年6月14日、オンラインにて高校生向けの体験入学を実施する「Web DE 体験入学」を開催した。当日は、染色した布を使用した「縫わないマスク作り」や、最新撮影技術の解説など35講義を実施し、全国から約700名が参加した。
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これまで大阪芸術大学では、キャンパスに高校生が訪問する形で体験入学を実施していたが、昨今の新型コロナウイルス感染症拡大の影響を受け、今回はオンラインで開催された。当日は35講義を実施し、北海道から沖縄県まで全国から約700名が参加。各講義ともほぼ満席だったという。
オンライン体験入学では、事前に制作キットなどを送ったうえで、染色した布を使用した「縫わないマスク作り」をオンラインにて制作する「染織表現実習」を実施。受講者からは、「植物から染めるのが初めての経験でした。こんなことが家でできると思っていなかったので、他の布でも試してみたいと思いました」と感想が寄せられている。
このほか、プロ仕様の音声・映像・照明機器を用いて何ができるのかを学ぶ「Zoomでテレビスタジオツアー」や、写真学科教授の赤木正和氏による高精細画像の解説や、8K映像のドーム内への映写、5Gが導入されるとどのような時代が来るのか、という内容のオンライン授業を実施した。
また、デザイン学科教授の三木健氏による「りんご」を通して「デザインとは何か?」を学ぶデザインの基礎実習も実施。大阪芸術大学図書館内の「りんごデザイン研究所」から、最新のデザインの教育メソッド「APPLE」の解説などを行った。この体験授業のようすは、YouTubeにて公開されている。
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