SASUKEさんとtoio「おんがくであそぼう ピコトンズ」遊んで学ぶ新体験

 2020年9月、プログラミングもできるロボット・トイの「toio」から、音楽を楽しむことができる新タイトル「おんがくであそぼう ピコトンズ」が登場する。8歳の子どもと一緒にこの「おんがくであそぼう ピコトンズ」をひと足早く試してみた。

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SASUKEさんとtoio「おんがくであそぼう ピコトンズ」遊んで学ぶ新体験
SASUKEさんとtoio「おんがくであそぼう ピコトンズ」遊んで学ぶ新体験 全 24 枚 拡大写真
 2020年4月に改訂された学習指導要領で、小学校の授業にプログラミングが導入された。こうした背景を受け、市場には現在、さまざまなプログラミング関連のアイテムが投入され、ソニー・インタラクティブエンタテインメントからも、プログラミングもできるロボット・トイ「toio(トイオ)」が発売されている。

 2020年9月、このtoioから音楽を楽しむことができる新タイトルが登場。筆者に、8歳の子どもと一緒に新タイトル「おんがくであそぼう ピコトンズ」をひと足早く試す機会が訪れた。

toioってなんだろう



 toioは先にも記したとおり、ソニー・インタラクティブエンタテインメントから販売されているプログラミングが学べるロボット・トイ。掌にちょこんと乗るサイズの四角いキューブ型のtoioを用いて、カードを使ったプログラミングやビジュアルプログラミングで、ゲームをしたり、思いどおりに動かしたりできる。

 キューブ型のtoioは、ブロックなどで自分の好きな形にすることもできるので、「好きな人形にダンスをさせてみたい」「自分で作ったキャラクターを使ってゲームで対戦したい」「あの動物の動きを再現してみたい」といった子どもの発想を、試行錯誤しながら具現化できるアイテムといえる。

 また、toioではいくつもの「専用タイトル」も用意している。toioの基本のあそび集「トイオ・コレクション」やあそびを追加できる「トイオ・コレクション拡張パック」、街(シティ)やサーキットでさまざまなイベントやミッション、ゲームを楽しめる「トイオ・ドライブ」、プログラミングの基本要素を楽しみながら身に付られる冒険絵本の「GoGo ロボット・プログラミング~ロジーボのひみつ~」、紙工作をつけて動きのプログラムを注入すると、未知生命体が動きだす「工作生物 ゲズンロイド」などが発売されている。

 子どもが何か新しい物事を習得するとき、最初は「見よう見まね」で行う。このtoioでもその段階を大事にしており、専用タイトルで提供する遊びのほかにも、簡単にまねできる遊び方やプログラミングの方法などを動画やワークショップを通じて発信し、子どもたちが遊ぶときの「ひらめきのヒント」を紹介しているのも特長だ。

親子で「ピコトンズ」を試してみた



 今回の体験では、トラックメイカーのSASUKEさんをガイド役に招き、「おんがくであそぼう ピコトンズ」を親子で試すことに。

 SASUKEさんは現在17歳。洋楽好きなご両親のもと、身の回りには楽器やCDなどがあふれ、いつでも音楽に触れられる環境で育ったのだとか。

SASUKEさん
SASUKEさん

 そうした環境もあってかSASUKEさんは2歳から自然と踊り出し、5歳から作曲を始め、6歳からはDJ、9歳からフィンガードラムを手にするようになり、12歳で作曲や編曲などができる音楽ソフトの「Ableton Live」を手に入れ、本格的に作曲を始めたそう。2018年12月にはメジャーデビューを果たし、多くの楽曲の作曲や編曲に携わっているという、華々しい経歴をもつティーンエイジャー。「おんがくであそぼう ピコトンズ」のプレイングアドバイザーにも就任している。

 SASUKEさんのガイドのもと体験がスタート。今回は動画も同時に収録することに。初めての動画撮影ということで親子ともども緊張気味。

動画撮影もあり緊張したなかスタート
動画撮影もあり緊張した中スタート

 撮影は新型コロナウイルスの感染者数が増えていた2020年8月1日に実施。その影響もあり、SASUKEさんとはオンラインでの対面となった。

モニター越しでの対面に
モニター越しでの対面に

 プレイに必要なのはtoio本体と「おんがくであそぼう ピコトンズ」。これらはそれぞれ別売りで、toioの本体がないと遊べないので注意が必要だ。

toioの本体と「おんがくであそぼう ピコトンズ」
toioの本体と「おんがくであそぼう ピコトンズ」

 プレイを開始する前に、SASUKEさんの前でまずは「おんがくであそぼう ピコトンズ」のパッケージ開封の儀。

ドキドキしながらパッケージを開いてみた
ドキドキしながらパッケージを開いてみた

 toio本体のキューブ型ブロックに装着する「A君」「B君」の「ピコトンズフィギュア」のほか、toioカートリッジ、プレイブック、「えんそう」マット、「Mr.コンソール」のカバーなどなどたくさんのアイテムが詰まっている。

パッケージの中身
パッケージの中身

 toioキューブ型ブロックにA君とB君のフィギュアを装着して「ピコトンズ」が完成。このA君B君のピコトンズをプレイブックや付属のプレイマットなどにかざしたり、カチッと音がするまで押したり(クリック)して、読み取りや、指示の確定を行う。

A君とB君のフィギュアを装着した「ピコトンズ」
A君とB君のフィギュアを装着した「ピコトンズ」

「おんがくであそぼう ピコトンズ」の公式サイトはこちら

直感的に楽しめる



 今回の体験ではプレイブックの中から、以下の6つにチャレンジした。

・初めてのゲームに慣れるためのチュートリアルの「はじまり」
・所定の部分をなぞるだけで動物などの声がMr.コンソールから流れる「いろんなこえ」
・「リズムマスにタッチ」では10秒以内に左右すべてのマスにタッチをするタイムトライアル
・Mr.コンソールから流れるお手本を聴いてリズムを演奏する「リズムであそぼう1」
・けんばんをタッチしてメロディーを奏でられる「音の高さ」
・言葉を登録して文章を読みあげるプログラムを行う「作詞してみよう」

 まずはSASUKEさんがお手本を見せてくれた。

操作の仕方をSASUKEさんが見せてくれた
操作の仕方をSASUKEさんが見せてくれた

 真剣なまなざしでSASUKEさんのお手本に見入ってから、トライ。

じっと見入る
じっと見入る

教えてもらったことを早速トライ
教えてもらったことを早速トライ

 「いろんなこえ」の「ヒヨコ」の声は、ピコトンズをプレイブックの所定の位置で上下にスライドすると高低が変化。「ここ(ヒヨコの部分)、動かすと音が変わって面白い」と子ども。

スライドすると音の高低が変わる、と驚いていた
スライドすると音の高低が変わる、と驚いていた

 続いて「リズムマスにタッチ」のタイムトライアルに挑戦。

親子共同でタイムトライアル
親子共同でタイムトライアル

 目標タイムは10秒。SASUKEさんが画面の向こうからカウントしてくれ、撮影現場が盛り上がる!

SASUKEさんがタイムをカウント
SASUKEさんがタイムをカウント

 その後、SASUKEさんの超絶テクの披露タイムに。SASUKEさんは2~3秒という驚異のスピードでクリア!

SASUKEさんはあっという間にクリアしていた
SASUKEさんはあっという間にクリアしていた

 楽譜を読んだり楽器の操作を覚えたりしなくても、ピコトンズでタッチするだけでさまざまな音やリズムを楽しめる。たとえばピアノなどの音楽系の習い事をしていなくて楽譜の読み方を知らない未就学児や、学校での音楽の授業に苦手意識を感じているような子どもでも、十分に楽しめる内容だと感じた。

 直感的に「楽しむ」経験は、音楽に触れる原体験として大切にしたい最たるものではないだろうか。

「おんがくであそぼう ピコトンズ」の公式サイトはこちら

低いハードルで音楽をより「楽しむ」



 次に体験した「音の高さ」は、「音階」を用いたあそび。そこで、子どもが暗譜していて簡単に弾ける曲を弾いてみることに。

「ドレミの歌」を演奏してみた
「ドレミの歌」を演奏してみた


 ピアノのように並んだ鍵盤を、両手に持ったピコトンズでタッチするだけで音を出せるので、気ままに演奏できる。「音にはドレミファソラシドという“音階”がある」「同じドの音でも高いドと低いドがある」という概念を視覚と聴覚で知り、音楽を奏でる楽しさを体感するのにはもってこいの内容だ。

楽器を習っていなくてもピコトンズでタッチするだけで演奏ができる
楽器を習っていなくてもピコトンズでタッチするだけで演奏ができる

 SASUKEさんは「今はピアノの音で弾いたと思うんだけど、これ、音が変えられるんだよ」と、「メロディー楽器ダイヤル」でさまざまな楽器の音を聞かせてくれた。

楽器の種類を変えるにはこの部分にピコトンズを置き、回転させることで選び、クリックで確定できる
楽器の種類を変えるにはこの部分にピコトンズを置き、回転させることで選び、クリックで確定できる

 その後、SASUKEさんがデモ演奏を披露。笑顔で見入る子ども。

目の前で披露されるテクニックのすばらしさに笑みが
目の前で披露されるテクニックのすばらしさに笑みが

 最後の体験は「作詞してみよう」。この体験ではプレイブックのほかに付属の「えんそうマット(うら)」のひらがなマスを使用。

「えんそうマット(うら)」のひらがなマスを手もとに用意
「えんそうマット(うら)」のひらがなマスを手もとに用意

 プレイブックに記された穴あき文章の穴あき部分を、演奏マットのひらがなマスで文字を入力し、ピコトンズの帽子部分を「カチッ」と音がするまで押すとひらがなマスで選んだ文字(単語)を登録できる。

プレイブックで指示された場所に、登録する一連の作業はプログラミングの概念を理解するのにも役立ちそう
プレイブックで指示された場所に、登録する一連の作業はプログラミングの概念を理解するのにも役立ちそう

 思った通りに単語を読み取らせようと、真剣な表情の子ども。

真剣そのものの表情
真剣そのものの表情

 最後はうまく登録でき、読みあげられた文章にSASUKEさんから声をかけられた。苦労の末、うまく操作でき、SASUKEさんにも褒められて嬉しがる子ども。

嬉しがる子ども
嬉しがる子ども

SASUKEさんから小中学生へのメッセージ



 最後に、小中学生に向けて、SASUKEさんからメッセージをもらった。

 「僕は小さいころからこれまで、好きなことばかりをやってきました。そして今、こうして好きなことが「仕事」になりました。

 好きなことは楽しいし、ずっと続けられるものだと思います。追求していくということが大事なのだと思います。小学生や中学生の皆さんも、自分の好きなことを見つけて、それを追求していくと道が開けると思います。

 好きなことを楽しんで、自分の道を切り開いていってくださいね。僕も応援しています!」

SASUKEさんと記念撮影
SASUKEさんと記念撮影


体験を終えて



 筆者の子どもはピアノを習っているのだが、ピアノのレッスンや音楽の授業とはまた異なった「音楽体験」ができ、体験後の表情には充足感がうかがえた。

 今回は初めてtoioと「ピコトンズ」を操作するということもあり、初心者向けの内容を吟味してもらい、親子で体験したのだが、プレイブックには「おとかさね」で多人数での合奏(別途ピコトンズを用意し台数を増やす必要がある)ができたり、「伝説の楽器をマスター」で、自分で好きな音を録音・再生・削除できたり、「トラックマーク」をマスターすればいろいろな音を重ねての作曲や、コード演奏などもできたりするので、大がかりな機材を必要とせずに、SASUKEさんが行っているのにより近い「トラックメイキング」を体験できる。

 さらにプレイブックの後半には、「さっきょく」や「DJ」の章も用意されている。特に「さっきょく」では作曲のヒントや曲の構成についてのレクチャーも収録されているので、ゲーム感覚で楽しみながら、自ら知識や技能の幅を広げていくことができる構成だと感じた。

また、今回の体験では使うことはなかったが、使える楽器や効果音も300種類以上が用意されており、イマジネーションも膨らむはずだ。「書き出し機能」を使用すれば、自分で作った曲をスマートフォンで聞いたり、友達や家族と共有したり、インターネットやSNSを通じて世界中に発信することもできるそう。

 toioと「おんがくであそぼう ピコトンズ」の組合せは、多くの人へ「楽しい音楽体験」を提供できうるツールだと実感。音楽を楽しむ人口のすそ野を広げることができるものではないだろうか。

早期購入特典


 「おんがくであそぼう ピコトンズ」特製オンラインミーティング用デジタル壁紙4種や、「toio」原寸大キューブ型消しゴムがもらえるほか、SASUKEさんとマンツーマンで一緒に演奏を楽しめるオンラインイベントにエントリーできたりSASUKEさん直筆サイン入りグッズをもらえたりする「プレイングアドバイザー SASUKEさんスペシャル特典抽選応募券」も手にすることができる。今回の親子ライターと同じ体験ができるチャンスだ。
「おんがくであそぼう ピコトンズ」の公式サイトはこちら

SASUKEさんと親子がまなんであそぶ新体験
toio(トイオ)「おんがくであそぼう ピコトンズ」

《鶴田雅美》

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