アンケートは、50校の私立中学校の2020年11月18日~24日時点の状況を調査したもの。
2021年度の中学入試において、「保護者控室を設置する」と回答した学校は50校中29校。全体の58%にあたる。いずれの学校でも「密」を避ける工夫や、感染リスクを下げる工夫をするという。
一方で、「保護者控室を設置しない」と回答した学校は、麻布中学、大妻中学、大宮開成中学、開智日本橋学園中学、吉祥女子中学、共立女子中学、国府台女子学院、渋谷教育学園渋谷中学、城北中学、成城中学、青稜中学、豊島岡女子学園中学、本郷中学の13校(26%)。すべて昨年度(2020年度)入試では保護者控室を設置していた学校だった。
保護者控室の設置について、「その他」と回答した学校は4校。実際には「設置しない」に近い内容で、「現在、設置するとしているが、状況によって変更の可能性がある」「一般入試は設置しないが、受験生が少なく、面接終了後の解散時間がまちまちである帰国生入試は設置する」「2月1日午後入試は受験者数が多いため(例年1,000名超)保護者控室は設置しない。そのほかの回の入試は200名~400名程度のため保護者控室を設置する」など。
また、「検討中」と回答したのは、中央大学付属中学、東京農業大学第一高等学校中等部など4校。
アンケート結果は、「オンライン合同学校説明会 powered by 中受ラジオ」のWebサイトで閲覧できる。