オリオン座流星群が10/21極大…深夜から明け方が見ごろ

 オリオン座流星群が、2021年10月21日午後9時ごろに極大となる。一番の見ごろは、21日深夜から22日明け方にかけて。2021年は月明かりがあり条件は悪いが、21日の極大日を中心に前後数日間の夜半から未明は観測チャンスがありそうだ。

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オリオン座流星群 2021年10月22日0時 東京 (c) アストロアーツ
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 オリオン座流星群が、2021年10月21日午後9時ごろに極大となる。一番の見ごろは、21日深夜から22日明け方にかけて。2021年は月明かりがあり条件は悪いが、21日の極大日を中心に前後数日間の夜半から未明は観測チャンスがありそうだ。

 オリオン座流星群は、毎年10月21日ごろに活動のピークを迎える流星群。スピードが速く、火球や流星痕が出現することがある。

 アストロアーツによると、予測極大時刻は10月21日午後9時ごろ。21日深夜から22日明け方にかけてが一番の見ごろとなる。満月過ぎの月明かりの影響がほぼ一晩中あるため、条件は良くなく、「見晴らしが良いところでも1時間あたり数個程度」と予想している。国立天文台では、見ごろについて「極大を中心とした前後数日間の夜半から未明」と説明している。

 当日の天気について、ウェザーニュースは「オリオン座流星群 見えるかなマップ」を公開している。10月21日の日本付近は、北日本を中心に西高東低の冬型の気圧配置となる。北日本は太平洋沿岸を中心に流星観測には好条件と予想。西日本や東日本は、晴れて流れ星が見えるチャンスがあるが、天気は下り坂となってくるため、九州や沖縄ではあいにくの天気となる可能性があるとしている。

 また、観察の際は月で空が一晩中明るくなるため、できるだけ月を視界に入れないようにして空を見上げると良いという。

《奥山直美》

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