【大学入学共通テスト2022】段階表示換算表を公表…数学Iの9段階は48-100点
大学入試センターは2022年1月21日、2022年度(令和4年度)大学入学共通テスト(以下、共通テスト)について、段階表示換算表を公表した。平均点が前年を大きく下回った数学Iは、48~100点が「9段階」となった。
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段階表示は、共通テストの開始にともない導入された成績表示の方法で、各大学の入学者受入れ方針に応じた、受験者の多様な評価(方法)に活用できるよう、従来の科目別得点に加えて、全体における各受験者の位置づけを示すもの。
試験成績としては、受験者を得点順におおよそ4、7、12、17、20、17、12、7、4%の群に分割し、得点の低いほうから順に1から9の9段階に換算する「スタナイン」という方式を用いて、「科目別得点」を1~9の9段階として表示。ただし、「英語」についてはリーディング、リスニング別に段階表示を行い、「理科1」については「合計点」においても1~9の9段階として表示する。
2022年度の段階表示換算表をみると、たとえば「国語」では、0~52点を「1段階」、53~68点を「2段階」、69~84点を「3段階」、85~101点を「4段階」、102~120点を「5段階」、121~135点を「6段階」、136~149点を「7段階」、150~161点を「8段階」、162~200点を「9段階」としている。
また、前年より平均点が低かった数学Iでは、0~4点を「1段階」、5~7点を「2段階」、8~11点を「3段階」、12~15点を「4段階」、16~22点を「5段階」、23~30点を「6段階」、31~38点を「7段階」、39~47点を「8段階」、48~100点を「9段階」としており、得点率の低さがうかがえる。
段階表示の利用の有無や利用する場合の具体的な方法については、各大学の募集要項等を確認すること。
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