【大学受験2022】早稲田、共通テスト欠席者に救済措置…2/1まで電話受付

 早稲田大学は2022年1月26日、新型コロナウイルス感染症の影響で2022年度大学入学共通テストの本試験と追試験のいずれも受験できなかった志願者への対応について公表した。共通テストを利用する入学者選抜の出願者に独自試験等による救済措置を設ける。

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 早稲田大学は2022年1月26日、新型コロナウイルス感染症の影響で2022年度(令和4年度)大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の本試験と追試験のいずれも受験できなかった志願者への対応について公表した。共通テストを利用する入学者選抜の出願者に独自試験等による救済措置を設ける。

 早稲田大学では、新型コロナウイルス感染症の罹患や濃厚接触等により、共通テストの本試験と追試験のいずれも受験できなかった受験生に対し、出願している入試制度によらず、1月31日と2月1日の間に早稲田大学入学センターまで電話で連絡するよう呼びかけている。電話受付時間は午前9時から午後5時。

 連絡を受けた受験生に対しては、受験生が出願している入試制度に応じて対応。共通テストの成績を利用する「共通テストを利用する一般選抜」「共通テスト利用入試」「新思考入試(地域連携型)」のいずれかに出願している受験生に対しては、大学独自試験等を利用した救済措置を設ける。救済措置の対象となる受験生の合否判定は、本来の募集人員の枠外で実施する。

 救済措置の申請にあたり、新たな入学検定料の支払いは不要。申請は1月31日から2月1日までの間に早稲田大学入学センターに電話で連絡したうえで、申請資格を証明する書類(医師の診断書等)を提出し、確認・認定を得る。措置の内容や指定受験日は、出願している入試制度・学部によって異なる。

 早稲田大学では、新型コロナウイルス感染症に罹患したこと(濃厚接触を含む)により一般選抜を欠席した受験生を対象に共通テストの成績で合否判定を行う特例措置を設けている。「共通テストを利用しない一般選抜」のみに出願している受験生のうち、この特例措置の対象者が共通テストの本試験・追試験のいずれも受験できていない場合は、合否判定が行えなくなるため、追加の対応を準備することがある。ただし、1月31日から2月1日の期間に連絡がなかった場合は、追加の対応の対象とはならない。

《奥山直美》

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