いこーよ総研は「2022年2・3月のお出かけ市場レポート」で、お出かけ意欲に回復傾向がみられるとの分析を発表した。ユーザーアンケートからは、春休みにお出かけを予定している家庭が多いこともわかった。
「いこーよ総研」は、お出かけに関する調査や分析データ等を提供する情報メディア。2022年2・3月分のデータから、3月のお出かけ状況と春休みのお出かけ意欲について分析した。
まず注目したのは、いこーよサイトに掲載されたお出かけ施設ページの閲覧数。閲覧数を分析することで、お出かけ意欲を推測できる。データによると、2022年2月から2022年3月前半にかけて、お出かけ施設ページの閲覧数が増加しており、お出かけ意欲の高まりがみてとれる。
さらに、いこーよサイトの回遊率（サイト内の複数のページを閲覧する割合）にも注目。回遊率が高いとお出かけ先を積極的に検討していると推測されるため、お出かけ意欲が高いと予想できる。2022年3月前半のデータは2022年2月と同程度。しかし、春休みに向けて回遊率が高まってくると予測される。
データに加え、いこーよ総研ではユーザーへのアンケート調査も実施。春休みのお出かけ予定について聞いたところ、「日帰りのお出かけをする」が42％、「宿泊を伴ったお出かけをする」が25％であるのに対し、「お出かけはしない」と回答した家族は4％。アンケート結果からも、お出かけ意欲が高いことが明らかとなった。
大都市圏を中心に18都道府県で適用されていたまん延防止等重点措置が2022年3月21日全面解除となり、お出かけ意欲が回復してきたようすがうかがえる。
