学術系Vtuberによる教材、経産省STEAMライブラリーで公開

 学術系Vtuber「まなぶい」と、うちゅうが共同で制作した教材「学術系Vtuberと考える“未来のバーチャル社会”」が、経済産業省「未来の教室」プロジェクトのSTEAMライブラリーにて公開された。

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学術系Vtuberと考える“未来のバーチャル社会”
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 学術系Vtuber「まなぶい」と、うちゅうが共同で制作した教材「学術系Vtuberと考える“未来のバーチャル社会”」が、経済産業省「未来の教室」プロジェクトのSTEAMライブラリーにて公開された。

 学術系Vtuberユニット「まなぶい」は、エンタメのノウハウを活用し、学術的なテーマに関する発信を行うVtuberの有志団体。SNS等のプラットフォーム上で、バーチャルアバターを活用した学術コミュニケーションや教育活動を行っている。

 近い将来、VRやAR等のバーチャル技術発展にともない、現実世界とバーチャルワールドが共存、調和した「バーチャル世界」が訪れると考えられている。共同制作した教材「学術系Vtuberと考える“未来のバーチャル社会”」は、未来社会を生きるうえで必要となる「問題を見つけ向き合う“想像力”」「技術を活用し課題を解決する“創造力”」を最先端のバーチャル技術を題材としたアクティブラーニングを通して養う。

 教材は7つのレクチャーから構成されており、全体を通してバーチャルや未来の技術等に触れることができる。それぞれのレクチャーのコマの詳細を解説する配信を3月27日に行う。

 経済産業省は、子供たちが「未来社会の創り手」となるきっかけを提供するため、産業界や研究機関と連携し、デジタルコンテンツを開発。そのコンテンツを「STEAMライブラリーVer.1」として無償公開、その後の全国学校関係者によるフィードバックを踏まえ、2022年3月にWebサイトがリニューアルオープンした。今回の教材「学術系Vtuberと考える“未来のバーチャル社会”」も、経済産業省STEAMライブラリーにて公開されている。

《高垣愛》

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