春の交通安全運動、事故件数は前年比5.9%減少

警察庁は4月18日、2022年春の全国交通安全運動期間中(4月6日から15日)の交通事故死者数が57人で、前年同期と比べて1人増えたと発表した。

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警察庁は4月18日、2022年春の全国交通安全運動期間中(4月6日から15日)の交通事故死者数が57人で、前年同期と比べて1人増えたと発表した。

交通事故死者57人は春の交通安全運動期間中としては過去10年間で、3番目に少ない水準。期間中の交通事故発生件数は前年同期比5.9%減の8111件と減少した。負傷者数は563人少ない9567人だった。

今回の交通安全運動では「子供を始めとする歩行者の安全確保」、「歩行者保護や飲酒運転根絶等の安全運転意識の向上」、「自転車の交通ルール遵守の徹底と安全確保」を重点とし、必要に応じて地域の交通事故実態に即した重点を定めて実施した。

期間中の死者数の年齢層別では65歳以上が33人で全体の6割近くを占めた。15歳以下は2人だった。状態別では歩行中が19人で最多、自転車乗車中が10人だった。自動車乗車中は15人、二輪車乗車中が12人。

飲酒運転による交通事故は40件で、死者2人。前年と比べて6件減って、死者も3人減となった。

交通事故死者数の都道府県別では東京と大阪がともに6人で最も多かった。

交通安全運動…期間中の死者数57人、事故件数5.9%マイナス 2022年春

《レスポンス編集部@レスポンス》

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